お米の価格が20年ぶりの高さとなっています。
7月の消費者物価指数で、前年同月と比べ17,2パーセントの上昇。
いつまでもあると思うな農家とコメについて、考察します。
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ご飯が好きな理由
わが家は、パンを買うことが減っています。
理由はパンの高騰と、グルテンフリー。
それで、ご飯を食べることが多くなっていました。
夫の実家が米農家でしたが、2年前に農地を断捨離。
コロナ禍の時、米の引き渡し金が60キロ8千円代に下がり、採算割れになったことで、長兄が絶望したのです。
米18％値上げ
2023年は記録的な猛暑のため、全国的に米の収量が落ちました。
そして2024年は、令和の米騒動。
- インバウンドが伸び、外食の需要が増えた
- 南海トラフ地震の警戒から、お米を備蓄する家庭が増加。
米を使った食品も値上がりしている。
せんべいが同１６・１％、おにぎりが同５・７％それぞれ上昇した。
米の物価指数が１８％上昇 約２０年ぶりの伸び率 ７月 / 日本農業新聞
米が18％も上がると、外食も値上げせざる得ないでしょう。
ラーメン店のライスやチャーハンも、高くなるかもしれません。
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農家の激減
日本の農業者は減っています。
後継者はいません。
苦労が多く儲からない農業を、子どもに継がせることができず、農村から若者は流出。
特に主食用米は「自給すらままならなくなる」と、輸入の増加に警鐘を鳴らしている。
主要穀物の輸入への依存を現状レベルで維持するためには、113万㏊の耕地を維持する必要があると試算し、「これを死守すべきラインとするべきである」と強調、「大規模農家（耕地面積30ha以上）だけではなく、中規模農家（10ha～30㏊）による経営耕地を増やしていくことが求められる」と提言した。
2040年に国内生産が危機 「113万㏊の耕地死守」と提言 三菱総研 | めぐみ
団塊の世代がかろうじて父祖伝来の田んぼで米作りをしてきましたが、高齢化にともない、引退。
農業法人などにお任せできたら良い方で、農地を放棄するケースが増えています。
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そして、台風の進路が気になるところですね。
被害がないことを祈るばかり。
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まとめ
これまで減反で生産量を減らしながら、米価を安く安定的に供給してきたのですが、20年ぶりに価格が上昇しています。
肥料の高騰で、米農家は採算割れでしたから、少しでも希望が持てるような展開になると良いですね。
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