先日、夫の兄から電話がありました。
「JAでは地元の新米10キロの販売価格が昨年より3,000円高くなった。
昨年の倍近い提示に、驚いている」
2023年度のコメは3,500円で買うことができた10キロのコメが、一気に倍になるというのです。
食費高騰についてお伝えします。
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水稲うるち米とは?
多くの日本人がふだん食べているのは、水稲うるち米です。
水田で栽培されるお米で、丸みを帯びた楕円形。
冷めても美味しく、おにぎりに適していますね。
国際的には、ジャポニカ米とも呼ばれるでしょう。
それに対してインドやタイ、マレーシア・ベトナム・バングラディシュなどで食されているのが、インディカ米。
ピラフやチャーハン、パエリアなど、エスニック料理店で提供されることが多い。
夫の兄が米を作っていたコロナ禍のとき、60キロ玄米を8,000円代で引き渡して、採算割れ。
それで農地をタダ同然で売って、廃業。
そうしたらこの秋は60キロ玄米が1万5千円代と、倍以上になったのです。
夫婦2人のコメ消費量
米10キロは約66合となります。
うちは2~3合を炊くと、お昼に麺類を摂るため1日以上持ちます。
なので、40日くらいで10キロを消費するでしょうか。
1年で10キロ入りの米だと、9袋ほど必要ですが、
余裕を見て10袋として
6,400円×10=6万4,000円
これが年間の米代。
ということは1か月のお米代は5,333円ほどとなり、食費の高騰は避けられない。
ブレンド米や割れ米だと、価格を抑えることが可能。
ですが、食味が落ちます。
またパスタやパンなど小麦を食べるご家庭が多いのですが、わが家は「ゆるめのグルテンフリー」を心がけているので、高くなってもやっぱり美味しい米を食べたい。
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価格高騰
中東の戦争が拡大して、全面戦争の危機です。
原油が高くなれば、北日本の暮らしは暖房費が家計を圧迫。
コメも灯油も高いと、凍死か餓死かの瀬戸際に追いつめられる方も出そうです。
わが家も厳しい家計なので、予算の組み直しが必須。
一番、困るのが食料がなくて、お金を出しても買えない状態です。
2024年はましだったと、後からしみじみと思うようなことになりませんように。
まとめ
10月は食品の値上げが顕著です。
そしてコメがやはり高いため、家計の組み直しがポイントとなってきました。
米農家が減り、水田も激減しているので、今後はさらに値上げとなるかもしれません。
地元産のお米が倍近くなったことを中心に、お伝えしました。
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