日照時間が短くなって寒くなると、気分が憂うつになりませんか。
夫は毎年、晩秋から冬にかけて不機嫌になります。
話しかけても何が気に入らないのか無視したり、むっつり黙り込んだり、イライラしたり。
秋から冬にかけては、季節性感情障害SAD・冬季うつになる方が少なくありません。
私が対応している「夫のトリセツ」とともに、冬季うつについてお伝えします。
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冬季うつ
- 秋になると、気分が落ち込む
- 失恋のように悲しい
- 憂うつな気分
- 暗い気持ちになる
ふつうのうつ病と違い、冬の季節限定で、ゆううつになるのが冬季うつです。
季節性感情障害SADとも呼ばれ、春になると治るのが特徴。
Seasonal Affective Disorderの略で、SAD です。
比較的女性に多いけれど、男性でもなります。
日照時間が大きな原因とされ、日本よりも欧米で発症率が高い。
イギリスやフィンランド、アメリカ・ワシントン州シアトル、ロシアでは冬になると冬季型うつ病が一気に増えるそうです。
わが国では、日本海側の地方に多い傾向の冬うつです。
太平洋側よりも冬になると、ぐずついた天候になりやすく、雪が降りやすいことが、人のメンタルに作用するのですね。
日照不足により減少しがちなセロトニンを増やす食べ物があります。
それがバナナ。
必須アミノ酸のひとつトリプトファンが豊富に含まれて、冬うつの改善につながる可能性があります。
対策
できるだけ日光を浴びると、気分の落ち込みが改善されます。
でも、私が住む東北の日本海側は今日、雪がちらついているんですね。
昼の気温が3度と冷たい風が吹き荒れ、外の陽射しは期待できません。
そういうときは、照明の光を浴びても、脳内のセロトニンを増やすことができます。
そして冬になるとクマが冬眠するように、人間も体を休める季節。
- 6~8時間の睡眠時間を確保
- タンパク質やビタミンなどバランスのとれた食事
「冬うつ」予防は年末年始から 医師が勧める4つの策|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
夫の取り扱い方
これまでお話したように、私の夫は毎年11月ころに、不機嫌な状態になります。
- 話しかけても返事をしない
- むっつり黙り込む
- 妻の私を非難する
- とつぜん怒る
- 関節や腰が痛いのか、自分の手でしきりにさすっている
そうですね、10年前の私は、「あら、どうしたの?」「私のなにが気に入らないのかしら?」と、ハラハラしながら夫に対応していました。
夫の感情に振り回され、私もメンタル不調になったものです。
でも、毎年くりかえされることなので、学びましたね。
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私は夫の感情に巻き込まれないようにして、冷静を保つようにしています。
- ふだん通りにする
- 栄養には気を付けて、バナナをデザートに出す
- ささいなことで絡まれても、気にしない
- 寝具を整え、夫が快適に眠れるようにする
自営業なので定年はありませんが、夫はもう61歳です。
長く生きているので、秋から冬に疲れが 出るのでしょう。
体力の衰え、老眼、歯の不調、関節痛、腰の痛み……
寒くなると、体のあちこちが痛みだすに違いありません。
冬うつを防ぐサプリメントもあるようですが、わが家では購入しません。
充分に体を休めながら、春を待つことにしています。
冬季うつは一度なると、毎年繰り返す方が多い。
もし、症状が辛いときはメンタルクリニックで、診察を受けるのがおすすめです。
冬うつになると、冷たい風が吹いても気に障るし、心配ごとが増え、不安も強まる。
周囲や家族は、壊れ物にふれるような接し方になりがち。
しかし、私はふだん通りにして、不機嫌が過ぎるのを待つことにしています。
「俺の不機嫌は、お前のせいだ!」
そんなふうに言われても、動じません。
だって、冬になって日照時間が短くなり、イライラしているんですもの。
どうしようもありませんから。
まとめ
陰鬱な冬が長い雪国暮らし。
夫は冬季うつが原因のようで10年ほど前から、決まって11月にイライラしたり、むっつり黙り込んだりします。
取扱いに困りますが、長く生きていれば、休養は必要ですね。
今夜はお鍋にして、バナナを薬代わりにして、早めにベッドに入ってもらおうと考えています。
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