ブックエンドで皿を立てて収納する方法があることを、地方紙で読みました。 コツは皿が滑らないように滑り止めマットを敷くこと。
「立てて収納が基本です、取り出しやすく便利になりますよ」
その地方紙にコラムを連載している整理収納アドバイザーは、皿を立てて収納する方法とともに、布団もロープ等で縛って「立てて収納」することを提案。
布団はともかく、食器の収納に悩む私はすぐに100均セリアへGO!
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100均セリアブックエンドを大人買い
わが家は築27年めの戸建てです。
冷蔵庫の横に置いている食器棚は、夫の師匠が結婚祝いに贈ってくれた背の高い家具。
2メートル50センチほどあり、冷蔵庫よりのっぽなのです。
ところが私ときたら、152センチしかないチビなんですね。
手が届く位置は限られています。
使いやすくしたいと、ずっと前から考えていたところ、銀行の待合いすで新聞の片づけコラムを読んで、セリアへ。
買ってきたのが上の画像です。
ブックエンドは一個108円。
おしゃれなデザインやかわいい動物の形……つい7個も買ってしまったんです(@@;)
レース柄のブックエンドは金属製で、しっかりと頑丈。
とても100均に見えないと喜び勇んで帰宅したのですが……。
カレー皿が8枚
夫婦ふたり暮らしとなって、早10年。
なのにカレー皿が8枚もあります。
それは前から持っていた皿と、夫の実家からもらってきた食器が混在しているから。
ええ、今はモノを増やさない生活をしていますが、3年前までは「もらえるモノなら何でもください」タイプ。
それで夫の実家に未使用の贈答品や食器があると聞きつけて、盛大にもらってきました。
娘に分けてあげたり、割ったりして皿のもようはバラバラです。
立てて収納
さっそく滑り止めシートを敷いて、ブックエンドで仕切りました。
私が取り出しやすい高さは、目の位置より少し低い位置なので、そこに皿を立てて収納。
確かに立てた方が、収納力がアップしますね。
しかも滑り止めシートのおかげで、すべらない。
でも、不安がよぎりました。
東日本大震災から8年、もうすぐ3・11が今年も巡ります。
わが家は日本海に近い内陸部のため、被害はわりと少なく、2階の壁に亀裂が生じたくらいで済みました。
直下型の地震がいつどこで発生するかわからない日本ですから、危険は少なくしたい。
それで地震のことを考え、結果的に食器棚の「立てて収納」を却下に。
使う分だけあればいい
そもそもカレー皿8枚は、ふたり暮らしには多過ぎ。
安全を考えるなら、最小限の食器を食器棚に並べたほうが良いに違いありません。
娘たちが里帰りすることを考えて、いまは食器を捨てることはしません が、どこか別の場所に保管したいと思うように。
- どうしてこんなにモノが多いのだろう。
- いっそのこと全部、捨ててしまえたらどんなにせいせいするだろう。
煩わしさにそんなふうに感じます。
そして この世のモノはすべて借り物かもしれないと、思うようになりました。
www.tameyo.jp たとえお金をはたいて買ったとしても、いつかは手放すときがくる。
生まれたときも死ぬときも、体ひとつと解っているのに、なぜこんなに溜め込んだのでしょう。
もう食器も買わない!
私はけっこう料理が好きだったので、お皿もたくさん欲しかった。
もらい物が多い上に買ったモノもありますから、食器棚はギュウギュウ詰め。
ちなみに上の写真は、鶏モモの山賊焼きです。
服やスキンケアを買わない生活とともに、食器もこれからは買わないで来客用をふだん使いにしようと、決めました。
- 立てて収納するのではなく、多い分はシンクの扉の奥に仕舞う。
- 娘たちが帰省したら出す。
- それでも不要と感じたら、断捨離
安全で安心な住空間
東日本大震災から8年。
「災害は忘れたときにやって来る」は、寺田寅彦の言葉です。
この頃は毎年のように日本のどこかで地震や噴火、水害に見舞われるため、日頃の備えが大切なことを改めて考えたい時期。
私はダイニングキッチンで過ごすことが多いので、キッチンと食器棚を見直しました。
カレー皿等を『立てて収納』してみましたが、危険度マックス。
食器は枚数が多いと重量がかさむので、食器棚には夫婦ふたり分だけ並べ、予備の皿やどんぶり鉢は調理台の下に入れようと思います。
シンクや調理台の下にも収納スペースがあるので、重たい皿などを移動させて、もしもの地震に備えて、安全に。
そして3年間、使わなかったら捨てることにします。
まとめ
100均セリアでブックエンドと滑り止めシートを大人買いしたのですが、食器棚に立てる収納は不安定な気がして、断念しました。
滑り止めシートを敷くと、地震がない限りは皿が転がらないのですが、天災はいつやってくるかわかりませんから。
安全で安心な住空間を手に入れるため試行錯誤の末に、一つの答えが出ました。
使いようがない食器は、思い切って断捨離するのが最適のようです。
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