「家の中のムダを断ち、新たな人生を」
「モノを大切にすると言うことは、使ってあげること」
BS朝日やましたひでこさんの「ウチ、断捨離しました」4月25日放送を、視聴しました。
3人のお子さんがいるシングルマザーは超多忙ななか、断捨離に励む内容で、勉強になったので、感想をお伝えします。
スポンサーリンク
働くママ
ブログ画像は自分で撮影した、わが家のリアルであることをご了承ください。
埼玉県越谷市のマンション・3LDKが、「ウチ、断捨離しました」の舞台です。
- ちえさん 40代後半
- 長女14歳
- 次男 10歳
- 長男は寮暮らし
ちえさんは、保険外交員として勤務するシングルマザーです。
目につくところがごちゃちゃして、人を自宅に招くことができないのが悩み。
多忙なので、子どもたちにも家事を手伝ってほしい。
けれど現状は茶碗洗いが子どもの担当でも、やってくれずに紙皿で対応しています。
仕事で疲れて帰れば、家の中は散らかってストレス!
長女の部屋は、ぬぎっぱなし散らかしっぱなし。
次男の部屋は、モノが多くて床が見えないのです。
イライラが爆発
お母さんが忙しく夕ご飯の準備をしても、子どもたちはふろ掃除もしません。
「片づけて」
何度言っても、子どもたちは動いてくれないのです。
実はお母さんであるちえさんの部屋も、リモートワークで仕事をするたびに書類をベッドへ移動させる状態。
片付かない家に居るとストレスが溜まって、家に居たくない気分になるというのですから、深刻ですね。
やましたさんのアドバイス
本当のゴミが始末できていないと、やましたひでこさんが家を見て話します。
「ちえさん自身が手に負えない空間から片づけると、イライラが減りますよ。
変化を子どもたちが感じ取って、行動に移すでしょう」
そこでまず自室から片づけるのですが……。
本棚には、知り合いが書いた本がいっぱい。
でも布で隠しているのですね。
いただいたけれど、読む時間がなくて積ん読。
「罪悪感を感じさせるから、布で覆っているんですよ」と、やましたさん。
また、知り合いに酵素玄米の教室をすすめられ、鍋を購入したけれど、押し入れに置きっぱなしでした。
「ちえさんはとても人に気を使う方ですね。
外交員という仕事柄もあり、人に忖度をしすぎなのでは?」
モノが増えた理由をズバリ。
スポンサーリンク
服の断捨離
「これは自分が本当に着たいのか」
自分の気持ちが大事ですよと、やましたさんがアドバイスをしました。
知り合いから進められた服や、母からのもらい物もクローゼットに詰まっているのですね。
自分の気持ちに素直になって、減らしていきました。
子育ての本が多い本棚に「そもそも良い親も悪い親もないのよ」と、やましたさん。
タンスをローチェストにしてテレビ台にして、リビングから圧迫感がなくなります。
母の熱意
リビングボードの引き出しを片づけるちえさん。
- 20年前にアメリカに留学したときのCDプレイヤー
- 写真を保存したフロッピーディスク
独身時代のアルバムにも手を付けて、子どもや元夫が写った写真に見入るのです。
シングルマザーの困窮
元夫の金遣いの荒さに、38歳のとき離婚。
シングルマザーになり働き出すと、給料が月14万という厳しい現実に心が折れそうに。
そのため元夫に託そうとしたが、子どもたち3人が「自分たちの貯金を使って良いから、お母さんと暮らしたい」と。
その後、歩合の成績が伸びて、暮らしは安定。
いまも身を削って働く日々だというのですね。
ひとり親家庭のたいへんさに、胸が詰まりました。
娘の変化
片づけに前向きになる中学生の娘です。
- ぬいぐるみ
- ヘアアクセサリー
防災用にランドセルをとっておきたい娘の言い分を聞きながら、ちえさんは母娘で和気藹々と断捨離します。
10歳の反抗
「モノは邪魔だけれど、暮らせるからいいじゃん」
「勉強とゲーム以外、ぜんぶ捨てたら」と母。
しびれを切らし、次男の部屋を片づけるが、ゲームばかりの息子に声を荒げて。
一旦、外に出た息子は家に戻ると、捨て始めたのです。
反省したのでしょうね。
片づけより大切なこと
次男の部屋にあった野球のグローブは、兄が買ってくれたもの。
初めて知ったちえさんです。
一方的に注意してきたけれど、息子の気持ちに寄り添っていなかったことに気づくのです。
「忙しくて、コミュニケーションが不足していました」
子どもたちも母の大変さをよく知っている。
お母さんに注目して欲しいし、目を掛けて欲しかったのでしょう。
そのことに気づけたことが一番の宝物と、やましたさんが最後に仰ったのです。
仕事と家事でいっぱいだったお母さんに、笑顔がよみがえりました。
まとめ
この放送回は来週火曜日まで、Tverで視聴可能です。
3人のお子さんがいるシングルマザーですから、目が回る忙しさでしょう。
ご自身のお体も大切にして欲しい。
10歳の次男が独り立ちするまで、あと10年ほど。
全力で走り続けるちえさんに、エールを送りたいですね。
「ウチ、断捨離しました」やる気ゼロの子どもたち・保険外交員ママの説得大作戦の感想をお伝えしました。
スポンサーリンク