6月14日放送のBS朝日「ウチ断捨離しました」は、80歳手前のご両親と同居する44歳のれなさんが、相談者です。
半年前に実家に来た、れなさんの引っ越し荷物があふれて、両親の生活を圧迫。
物置部屋を3時間で撤去したのが、印象的でした。
やればできるは正しくない、「やったらできた」が真実ですと、やましたひでこさんの言葉が胸に残ったので、感想をお伝えします。
スポンサーリンク
明るさと癒えない悲しみ
東京都足立区のマンション・4LDKが舞台の『ウチ、断捨離しました』です。
80歳手前のご両親は、ダンディなお父さんと上品な感じのお母さん。
44歳のれなさんは13年間、勤務された会社を退職して、実家に引越したのが、半年前です。
「アイドルグループが大好き。
ジュエリーのデザインが好きで、大きな賞を受賞したこともあるので、将来は芸術家になりたい」
40代半ばの女性にしては、夢がでかいなあと、番組を視聴しながら思った次第です。
ずっと独身だったのは、潔癖症なところがあるので、結婚には向いていないと、れなさんは自己分析。
美人で、わがままなお嬢さんに映る方ですが、ご両親は温和に見守っていらっしゃいました。
でも、実はれなさんは、ガン闘病のお姉さんを看護するために、実家に戻ったことが徐々に明かされます。
3姉妹の末っ子だったれなさんは、長女と仲がよく、アイドルの追っかけや、すきなドラマ の趣味も一緒。
アイドルが掲載された雑誌を手放せないのは、お姉さんとの思い出があるから。
残念なことに、お姉さんは亡くなってしまったのです。
物置部屋とキングサイズベッド
そうそう、ブログの画像は、私が自分のカメラで撮影した写真であることを、ご了承ください。
れなさんが持込んだ荷物は、ご両親の生活をおびやかしていました。
- お父さんの部屋が、物置部屋に
- 寝室が足りなくなり、高齢の両親がキングサイズベッドで就寝
- れなさんの部屋は、たくさんのバッグや服がギュウギュウ詰め
「新婚夫婦ならダブルベッドも良いでしょうが、ご高齢の夫婦だと、熟睡できずにストレスとなるでしょう。
殺人事件が起こりそうよ」
やましたひでこさんは、ユーモア混じりに話します。
たしかにシニア夫婦は、別寝室の方がストレスが減ります。
そして、番組に出演されたお母さんは、天袋にモノを仕舞おうとして脚立から落ちて、足を捻挫したそうです。
骨折でなくて、何よりでした。
スポンサーリンク
3時間で一部屋を片づけ
物置部屋となっていたお父さんの部屋を、まず片づけ。
現役時代は設計の仕事をされていたお父さんは、設計に関する道具を一括処分。
服もつぎつぎと捨てるので、れなさんは
「レインコートは要るんじゃないの?」と、声を掛けます。
「本人が捨てるというのだから、ブレーキをかけるのをやめましょう」と、やましたさん。
テキパキと断捨離を進めて、3時間で物置部屋がお父さんの自室になりました。
やればできるは嘘、
やったらできたが真実です。
断捨離は、行動あるのみなのでしょう。
過去のモノは要らない
れなさんが最も執着したのが、アイドル雑誌でした。
お姉さんとの思い出があるため、スクラップブックにしようと、お父さんとお母さんも動員し、丁寧に切り抜くのですが……。
1時間を要しても、少ししかできない。
「そういう雑誌って、後から見返すことがありますか?」
番組スタッフの問いに、れなさんは「言われてみれば、見ませんねえ」と。
本当に大切なモノだけを残して、処分したのです。
過去のモノは要らない。
大切なのは、家族との時間。
初心に立ち戻ったのでしょう。
それからは、服を次々と減らし、お姉さんのバッグも減らして行きます。
激変の片づけ
キングサイズのベッドを処分し、お父さんの部屋がよみがえったことで、家族3人のプライベートルームが完成。
れなさんが、片づけについて語ります。
「母が、姉の遺品を処分しながら、涙を流していました。
もう一度、戻ってきてほしいと、つぶやきながら。
私も別室で、姉を偲び、しばらく泣きました」
絆があれば、モノは要らない。
なぜなら、暮らしが圧迫されるほどモノがあふれていると、健康も家族関係も損なわれるから。
この回は、TVerで6月21日頃まで視聴できます。
まとめ
れなさんは再就職が叶い、新しいステージを歩み出すところで、番組は終了しました。
家の中を片づけると、気持ちを新たにできそうですね。
本格的な夏が来る前に、要らないモノを処分したいもの。
やったら、できた!
その体験が自信となるのでしょう。
関連記事をいかがですか
スポンサーリンク