2022/04/05更新しました
親が亡くなったとき日記が残されていると、遺族は読むものと考えた方が良いと、前に読んだ片づけの本に書いてありました。
それで私は、10代から付けていた日記帳をあらかた処分しています。
でも、感じたことや感情の整理のために、いまもそのときどきのことをメモする習慣があります。
期限を決めて、定期的に自分のメモやノートも処分したほうがいい。
そう考えている理由をお伝えします。
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孫が読むケース
- 大好きな祖父母が病気で相次いで亡くなり、遺品整理で手紙の束を見つけた。
- ヒドい恨み辛みが書いてあって、ショックを受けた。
そんな体験談を何度か、読んだことがあります。
私は10代の頃から日記や、そのときに感じたことをメモしてきました。
自分の感情を整理できないとき、紙に気持ちを書いて怒りを静めたり、相手の心理状態を考えたり。
書くと自分の気持ちを客観視できるし、相手のことも理解できます。
- 親子関係で悩む
- 恋愛で悩む
- 嫁姑の問題
- 夫婦の関係
とくに支配的な人からの洗脳を解くには、書くことは有効ではないでしょうか。
ただ、書いた本人の死後に親族が読むと、ビックリ仰天して、深く傷つくかもしれません。
そのことを想定しなければならない。
理由は50代から徐々に、亡くなる確率が高くなるからです。
人の死亡率は100パーセント。
誰もが遅かれ早かれ死去しますが、やはり高齢になるに従って亡くなる人は多い。
きのうまで元気でも、突然に亡くなった独り暮らしの方がこの1年間で、私の近所には3名います。
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書くことはボケ防止になる
でも、高齢者ほど手書きでメモすることは、認知症予防に効果的とされていますね。
メモ魔の私は、書くことをやめられません。
もっとも私が若いときから日記を書いたのは、親との関係に悩んでいたからです。
幼いときに人として扱われなければ、大人になっても人として生きることができない。
肉体的・心理的に虐待を受けると、生き辛さや不安を抱えがち。
日記に書いた内容は、他人様が読んだら親への恨み辛みしか映らないでしょう。
でも、私が自尊心を取り戻すために必要なことでした。
日記はすでに捨てた ので、これからも定期的にノートや手帳も処分していきたいと思います。
個人情報の処分は?
わが家のゴミ置き場は道路を渡った向かい側なので、ゴミを漁るような人がいたら、すぐわかります。
私は日記帳を,紙のリサイクルではなく、ゴミに出しました。
しかし、日記やメモ・手帳は個人情報の山。
ゴミ置き場が遠くて、収集車が来るまで見張っているわけにはいかない方は、まずシュッレターにかけるのが良いでしょう。
サンスター文具 7連刃シュレッダーはさみ 200mm S3711455 ブラック
シュッレダーはさみは安価で便利。
また田舎なら、ドラム缶に入れて燃やすこともできなくはありませんが、火事の心配があるため、おすすめできません。
それに一般家庭での野焼きは、廃棄物処理法違反に抵触します。
そのほか、日記のページや手紙を、黒いペンキや墨汁で塗りつぶす方法もあるでしょう。
- シュッレダーにかけて細かく粉砕
- 燃えるゴミとして出す
- 全く気にせず、紙のリサイクルに出す
- 墨汁などで塗りつぶす
山の中で燃やすのは、山火事の原因になるので、絶対やめましょう。
まとめ
日記や不倫相手からの恋文などは、早めに処分すると、死後に家族に読まれることはありません。
個人情報なので、燃えるゴミの日に出すのがためらわれる方は、シュッレダーにかけたり、黒く塗りつぶしたりする方法もあります。
自分が亡くなった後で日記や手紙を読んで、可愛い孫がショックを受けても、あの世から言い訳をするわけにはいきませんね。
終活を心がける者は、死後の憂いを制す。
日記や古い恋文の処分についてお伝えしました。
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