2020/03/14更新しました。
自分を大切にするって、どういうことだろう。
コロナウィルスの影響で外出をせず、この頃は家を整えることに、もっぱら時間を費やしています。
捨て活でコツコツと不要品を処分しながら、本を読む日々。
脳科学者の中野信子さんの本「科学がつきとめた運のいい人」の感想と、私が実感していることをお伝えします。
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燃えないゴミの日の捨て活
結婚してもうじき33年、結婚祝いでいただいた食器棚をいまも使っています。
なまじ収納力があるので、食器が増えがち。
燃えないゴミの日だったので、古い食器を捨てることにしました。
わが家の食器は、景品でもらったものが少なくありません。
タダでもらったものは、大事にしませんね。
使っていない湯飲みやテフロンがハゲて、焦げ付くフライパンも処分。
捨てどきを 逃すと、おぞましいゴミ屋敷へまっしぐら。
そうならないように、ゴミの日に徹底チェックしています。
運のいい人は自分を大切にする
あなたは、ご自分を運がいいほうだと思いますか?
私は経済的にゆとりのない人生だったため、運がいいとはあまり思いませんでした。
けれど、中野信子さんが書いた本『科学がつきとめた「運のいい人」』を読むうちに、自分は運が良かったのだと感じました。
- 50代半ばまで生きている
- 自分たちで生計を立てている
- 極度の依存症にならずに済んだ
ささやかな暮らしで節約が必須だけれど、夫婦で働きながら生活できるだけでも有り難いですね。
本によれば、生き残っていることだけでも強運だと、冒頭にあるのです。
この世はすべてサバイバルゲーム。
子どもの頃に親が離婚して、辛いことがあったけれど、跳ね返すだけの生命力が自分にあった。
そのことに気づかされた一冊です。
お金にゆとりがあるとか名誉に恵まれたとか、運に関してもその人なりの考えようがありますが、まずは「今、生き残っている」ことは強運だといえますね。
中野信子さんが書いたこの本は、第5章まであります。
第1章
運のいい人は世界の中心に自分を据える
第2章
運がいい人は「自分は運がいい」と決め込む
第3章
運のいい人は他人と「ともに生きること」をめざす
第4章
運のいい人は目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」で決める
第5章
運のいい人は祈る
プラスの自己イメージ
コロナウィルス感染症の影響で、株価が世界的に暴落した2020年3月13日です。
来週はきっと持ち直すと思いますよ。
悲観しすぎないことが大切です。
なぜなら気の持ちようは、免疫力を左右するから。
人の体の中には、その人の心の調子によって変わってくる免疫系の物質がありますが、主観的に幸福を感じている人は、その物質のバランスが良くなるのです。
逆に主体的に幸福を感じていない人は、バランスが悪くなり病気になります。
科学がつきとめた運のいい人52ページ
主体的に幸福を感じるための方法は、おもしろがること。
義務感で渋々やるより、おもしろそうだと感じて嬉々とした気持ちでやったほうが、幸福感が高くなるのです。
セルフイメージ の重要性
私は子どものころから結婚して親元を離れるまで、絶えず親から罵られていました。
「お前はバカだ」
「何度言っても、親の言う通りにできない」
「お前の将来には、ろくでもないことが起こるだろう」
呪いの言葉を口にすることが、非常に多い父と養母でした。
それで、結果はどうかというと……。
ひどい言葉を吐いたほうが、不幸になります。
心ない言葉は、だれも幸せにしません。
傷つけられた方は、自己イメージが低くて消極的になるし、泣くことが多い。
一方、傷つけた側の末路は、沼のような孤独 に沈むのです。
本の中で中野信子さんはこう断言。
「運・不運というのはだれの身にも公平に起きていて、その運をどう生かすかを、少なくても人は主体的にかかわっていける、というのが私の考えです」
中野信子 最新 🔥 真面目な人が行ってしまいがちな、損を生み出す習慣とは? 🔥 中野信子 講演会; 中野信子 ラジオ; 中野信子 講演会
運というのはスピリチュアルで語られがちですが、中野信子さんは脳の働きから見つめるのですね。
運を呼び込む
- 良い運を呼び込みたいなら、運の良さそうな人へ寄りなさい。なぜなら人は合わせ鏡のように、影響を受けたり与えたりするから
- 早寝早起きをして朝型人間になり、朝日を浴びると、しあわせホルモン「セロトニン」の分泌を促す
- 良い想像や妄想は、生きる意欲を作る「ドーパミン」の分泌を促す
私の知人は、アイドルグループ嵐の大ファン。
50半ばにして追っかけをしているので、私は内心で呆れていたのですが、生きる意欲のドーパミンがどんどん出ているのなら、効果バツグンですね。
人がなんと言おうと構わない。
夢中になれることがすばらしい。
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嬉々として片づける
どうせやるなら片づけも喜んで進めた方が、しあわせになれます。
よくモノを捨てると運が良くなると聞きますが、それは身の回りを整えることで自分を大切にしているから。
反対に無気力に陥り、何も手に付かない状態が続くと、セルフネグレクトになります。
3月13日午前2時すぎ、石川県輪島市で震度5強の地震。5時間後の午前7時すぎには、熊本で震度3。
日本はどこに住んでも、地震の心配があります。
さらにコロナウィルス感染症の影響もあり、家の備蓄品が増えているので、整理整頓を心がけるこの頃。
いくら備えても不安は募りますが、この心理は日本だけでなく、アメリカでもスーパーに長蛇の行列という映像を見ました。
モノが不足するかもしれない気持ちは、世界共通なのでしょうね。
備蓄が多すぎると毒になるので、気をつけたいところです。
まとめ
捨て活で身の回りを整えることが、自分を大切にすることだと実感しています。
毎日、家中の床磨きをして2年。
脳科学者である中野信子さん著「科学がつきとめた運のいい人」を読んで、楽しい妄想はドーパミン放出ということを知りました。
スッキリ片づいた部屋で、好きな俳優との恋バナ空想にふけることは、決して悪くはありません。
もちろんリアルに配偶者と和やかに過ごすのも、幸福感を高めるでしょう。
捨て活で運のいい人になるには、心の持ちようが大切なこともお伝えしました。
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