(2019/03/16更新しました)
それは夫のひと言から始まりました。
「釣り用の冬ズボンが見当たらない。どこにしまったんだ?」
衣類はすべて私の管理ですから、 見当たらないと途方に暮れます。
タンスを引っかき回したものの見つからず、押し入れの収納ボックスからやっと探し当てました。
探すために収納していた衣類をぶちまけたから、部屋中がカオス。モノの多さにうんざりです。
いらないものを捨てるために再度、「辰巳渚の捨てる!生活」を読み返しています。
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辰巳渚の捨てる生活!
2018年6月26日にバイク事故でお亡くなりになった辰巳さんはまだ52歳。
突然のことで驚きました。
『捨てる生活』がベストセラーになった辰巳渚さん。
『辰巳渚の捨てる!生活』 は写真や図をふんだんに掲載し、「家まるごと2日でスッキリ!!」をキャッチフレーズに、いらないものを捨てる手順が書かれています。
それが「使える」「使えない」で大分類すること。
使えないのに仕舞っていた!
押し入れを開けたら、はおり物が何点か出てきました。
先日は、どうしても捨てられずに夫のセーターをカーディガンに改造したばかり。
娘が家に残していたパーカーを処分します。そして夫のトレーナーも。
私は家族に執着があるのかもしれません。
それにしても夫には、私に万一のことがあっても生活できるように自分のことを自分でしてもらわなくては!
3つに分類
「辰巳渚の捨てる!生活 」には「使える」として残したモノを再検討することを勧めています。
なぜなら「使える」と「使う」は別物だから。
使うか使わないかは、あなた自身にしかわからない。
あなたが決めるしかないと、辰巳さんは本のなかで語ります。
- ぜったいに使うもの
- ぜったいに使わないもの
- 判断が付かず、わからないもの
たしかにぜったいに使うとか、使わないは人それぞれ。
例えば私は着物が好きで、ひとりで着付けの練習に励んでいます。飽きもせず繰り返すので、夫はあきれ顔。
「あんた、暇だねえ」
写真はいただき物の大島紬で、シックな黒。
伯母は2回ほど袖を通して何十年も大切にしまい込んでいるうちに、股関節の手術を受けたり、頻尿に悩まされたり。
「貯め代ちゃんが着てくれるならそのほうがいい」
ちょっとサイズが大きいのですが、着付けを工夫すれば着ることができます。
しかし、多くの人は母親や姑、伯母からゆずられた着物なんて「絶対に使わない」に分類するのではないでしょうか。
戦後の焼け跡から立ち上がった日本ですが、70年以上が経ち、モノがあふれてどうしもない。
適量以外は捨てる
私はタンスに入りきらない冬物を収納ボックスに入れて、押し入れに突っ込んでいました。
夫から「釣り用の冬ズボン」と言われて、あたふた探したのは仕舞った半年前の記憶が全くなかったから。
ということはモノがまだ、適量より多いのでしょう。
『辰巳渚の捨てる!生活』にはこう書いています。
- しょう油やシャンプーのストックは使いかけのほか1本だけ
- 客用布団はせいぜい1組か2組
- 下着は7枚もあれば充分
- ハンカチや靴下は引き出し1杯分。
家まるごと2日でスッキリ!!辰巳渚の「捨てる!」生活
本の中で辰巳さんは、好きなモノ以外は処分することを力説されています。
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寝具と衣類の総点検
- ほとんど使わない客布団
- 余分なタオルケットや夏掛け.シーツ
- 作業着用にとっておいたトレーナー
- コルセット
- サポーター
- 余分な手提げ
- 形見分けとしてのいただき物……
点検すると、今もモノがけっこうあるわが家です。
とりあえず寝室へと仮置きしたものが、押し入れに突っ込まれていたんですね。
辰巳さんは、寝具カバーやシーツは古いモノは捨てて、予備としてあるものを下ろして使うようにと書かれていました。
家の在庫をもう一度、見直そう。
まとめ
釣り用の冬ズボンを探して、押し入れのモノを出す羽目に。そうしたら、改めてまだモノが多いと感じました。
ゴミ袋ひとつ分の衣類を捨てることにしました。
それにしても、なぜこんなにあるのでしょうか。
わが家の場合はかつて買い物が手軽なレジャーで25年以上にわたり、服や手提げ、シーツなど寝具類も買い集めたからです。
収入が減って「買わない生活」にシフトしましたが、さらにモノを厳選することの大切さを痛感。
今週は、押し入れを使いやすくするために古い布団を処分しようと思います。
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