女優の中山美穂さんが浴槽の中でお亡くなりになって、本当に痛ましいです。
私の祖母と伯母は、それぞれ冬の入浴中に突然死しました。
どなたの身にも起こりうるお風呂場でのヒートショックについて考えます。
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ヒートショック
寒い脱衣所から、熱いお湯を張った浴槽に入ると、血圧や脈拍が乱高下します。
- 必ず掛け湯をする
- 脱衣所と浴室の温度差は5℃以下
- 浴槽のお湯は41℃
- 入浴前に水分補給を
- お酒は飲まないで入浴する
寒冷地のわが家は、脱衣所にストーブを置いていないので、高リスク。
しかも夫婦ともに高血圧の薬を服用中。
欲しいですね、脱衣所にヒーター。
火災防止のため、ヒーターのコンセントはたこ足NG.
必ず壁にあるコンセントに差しましょう。
オール電化の家だと、お部屋はどこも暖かですが、わが家のように築32年の古民家は本当に寒いです。
もし倒れている親族を発見したら
7年ほど前、92歳の祖母の入浴時間があまりに長いので、同居の叔父が見に行くと、祖母はお湯に顔をつけて、反応がなかったそうです。
叔父はあわてて、祖母を浴槽から引き揚げて、救急車を要請。
しかし、すでに死亡していたのです。
78歳の伯母が亡くなったのは5年前、やはり入浴が長いから伯母の配偶者が見に行くと、お湯に顔をつけて呼びかけに反応しなかった。
80代の配偶者はやっとの思いで、伯母を浴槽から出したとか。
風呂場で倒れ、呼吸がないときはすぐ警察へ連絡をすることが第一です。
でも、倒れたのが家族の場合は蘇生するかもと、一縷の希望で、浴槽から引き揚げたくなりますね。
祖母と伯母はいずれも一過性脳虚血発作により失神し、溺死したと警察により判断されました。
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ヒートショックを防ぐ
飲酒してから、お風呂に入るのは、たいへん危険です。
- 足元がふらついて転倒しやすい
- 血管が広がり、血圧や脈拍が不安定になりがち
- ヒートショックを起こしやすくなる
- 一過性脳虚血発作で失神し、溺死につながりやすい
お酒を飲まなくても、冬場では暖かい部屋から寒い浴室に移動することで体温が急激に低下して血圧が上昇。
そのあとに浴室に入って身体が温まると、今度は血管が急激に拡張して血圧が急低下します。
この急激な血圧変動が心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすリスクとなります。
テレビで話題の溶岩石バスマットが半額引き。
スーパーセールの期間にぜひ欲しい。
それにしても、ひとり暮らしの高齢者はリスクが高すぎで、ディサービスを利用して、入浴している方が多い昨今です。
入浴は事故が多いので、50代から気を付けましょう。
まとめ
親戚がふたり浴槽で亡くなっているので、ヒートショックについてお伝えしました。
90代の祖母は介護の手を一切わずらわすことなく、お風呂で急死。
ふり返れば大往生だったのかなと、感じています。
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