春はガラクタを一掃したくなる季節です。
不用品を捨てて、ホコリを掃き清めて拭きそうじすると、心に溜まった不満もスッキリ。
2月にPVが高かったのは「幸せになる条件はまずガラクタを捨てること・曾野綾子の言葉」です。
ガラクタ処分についてお伝えします。
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ガラクタとは?
使い道がなく、役に立たないものをガラクタと言います。
- かつてハマった趣味の物
- 若いときの服
- サイズアウトしたのに捨てられない服
- 壊れた家電
- 故人が愛用したけど何十年も物置にしまわれたままの遺品……。
私はずいぶん前に、ある老女のお宅に伺ったことがあります。
ひとり暮らしが長いのに、物がうずたかく積まれてびっくり。
けもの道みたいに両脇に服や雑貨が積まれて、暮らしにくく、お年寄りには危険なお宅だと思いました。
お年を召すほどに、モノを捨てたくない気持ちになるのかも。
なぜ捨てないのか
うちには処分したくても、2階から下ろせず放置している金庫があります。
家を建てて、夫がまず買ったのは耐火金庫。
たんまり儲けて、金庫の中に金塊や札束を保管したい野望があったのでしょう。
残念ながらカツカツの暮らしで、住宅ローンと教育費に追われ、金庫に寝かせておくお金はありませんでした。
いま、金庫の中には家の権利書だけが眠っています。
この金庫は20キロ以上あり、30年前に夫がホームセンターから買い、ふたりでやっとの思いで、2階へ上げました。
65歳の夫と還暦になろうとする私には、もはや1階へ移動することができません。
理由は怪我をしそうだから。
捨てたくても処分できない。
金庫を買わなきゃ良かったと、後悔しています。
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全出し
ガラクタを捨てるためのオススメは、全部出してみること。
一度に全部の収納を出すと、非常に骨が折れるので、小さなスペースから始めましょう。
私は今回、作り付け半間のクローゼットにしまっていたものを出したのです。
たくさん物が詰め込まれて、うんざり。
- オフハウスで前に買った反物
- ぞうりや下駄
- 娘孫の祝い着
- バッグ
- ウールの着物
断捨離の提唱者やましたひでこさんは、「服は全部捨てて」と提言。
捨てることは、執着を断ちきることですね。
捨てたモノ
あまりに古くなった畳紙(たとうし)と、服を捨てました。
ぞうりやバッグも点検し、ウール着物も処分しよう!
経済的な不安が強い人は、モノを捨てるのが苦手。
モノは食べ物のように腐敗しないけれど、放置タイムが長いと、劣化してホコリだらけに。
たくさん持っていると、手入れができずに結局、ガラクタ化します。
「心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ」は、アメリカ人が書いた本。
心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ【電子書籍】[ ブルックス・パーマー ]
私は図書館から借りて読みました。
片づけは全世界に共通する課題です。
大量生産・大量消費の余波で家がガラクタだらけなのでしょう。
まとめ
拙ブログの先月・人気記事は「幸せになる条件はまずガラクタを捨てること」だったので、クローゼットを全出ししました。
捨てることができたけれど、それで終わりではありません。
戸建てに暮らして30年、ピアノや学習机などを処分したけれど、まだまだガラクタは残されています。
春の断捨離祭りをお伝えしました。
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