秋田県と青森県の県境にある十和田湖と奥入瀬渓流は、紅葉スポットとして人気です。
私と夫が恋人時代だった35年前と、美しい風景は変わることがありません。
久しぶりに出かけると、中国からの団体さんが多くて国際的になっていました。
奥入瀬渓流と十和田湖の紅葉と、十和田神社で御朱印を頂いことをお伝えします。
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奥入瀬渓流の紅葉
十和田湖は、青森県十和田市と秋田県鹿角(かづの)郡小坂町にまたがる湖です。
水深が深いところで326・9㍍で日本で第3位、面積では12番目。
この十和田湖から、ただひとつ流れ出るのが奥入瀬川です。
14キロにわたり奥入瀬渓流が伸びて、遊歩道がありますから散策に最適。
一帯は十和田八幡平国立公園となっていますから、動植物の採集はNGです。
絵ハガキにしたい撮影スポットが、何ヶ所もある奥入瀬渓流です。
石ヶ戸、阿修羅の流れ、銚子大滝などなど。
この日は、海外からの観光客が多かったですね。
中国や台湾と思われる団体さんが、カメラを構えています。
渓流沿いの道路は、道が広くありません。
観光バスが何台も駐車すると、渋滞します。
それでも、停めることができて、私たちも車を降りました。
渓流沿いの遊歩道に居合わせた日本の方に、撮ってもらった1枚。
結婚して33年も経つと、岩場で転ばないように手を取り合って、はいポーズ。
時にケンカをしながら「友白髪」になっても、こうしてお出かけできることは有難いですね。
ええ、ふたりともヘアカラーが欠かせませんから。
それでは、神さまへのお礼に十和田湖神社へ登拝して、御朱印をいただきましょう。
十和田湖・休屋
裸婦像が向かい合う「乙女の像」は十和田湖・休屋のシンボルです。
詩人で彫刻家の高村光太郎、最後の作品。
亡き妻である智恵子のおもかげがあると、話題になった銅像です。
『智恵子抄』は有名ですからね。
昭和28年10月21日に除幕式が行われ、光太郎は昭和31年(1956)に73歳の生涯を閉じました。
食事タイムなら、十和田湖ではヒメマス養殖に成功しているため、ヒメマス料理が名物です。
ホテルのほか、レストランや食事処も休屋にあります。
十和田神社
奥入瀬渓流は海外の観光客でにぎわっていましたが、休み屋の乙女の像から裏の小道に入ると、歩く人はほんの少しになりました。
乙女の像の裏手はうっそうとした鎮守の森となって、「熊に注意」の看板があります。
開運の小道を通り、十和田神社は石段を昇った先に建っているんですね。
大自然にふれることのできる穴場にちがいありません。
青龍大権現 十和田神社は、大同2年(807)年に坂上田村麻呂が一社を建て、日本武尊をご祭神にお祀りしたのが始まりと、言い伝えられてきました。
東北の神社の多くは、大同2年に由来があります。
霊験あらたかな山伏の修験場という霊気を感じさせる、十和田神社の社殿です。
かつては東北三大霊場のひとつに数えられたほど。
休屋は、修験者たちの「籠り屋」があって、明治になってから休屋と呼ばれるようになりました。
ブナの落ち葉の香りがして、深く呼吸を繰り返すと体の芯からリフレッシュ!
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御朱印
龍が勢いよく天に昇るような、墨痕も鮮やかな墨書き。
ありがとうございます!
奥の本殿も外から拝むことができました。
ご祭神をお祀りしているお社です。
神社の背後の岩の山道を少し登ると、鉄のはしごがあり、「御占場(おうらないば)」があるのですよ。
十和田湖第一の霊地 。
千年前から道中の難儀もいとわずに、十和田もうでを志す修験者がいたのですね。
けわしい岩場の79段の大はしごを下り、御占場の岩にたたずみ、「中の湖」をのぞくと、碧玉、瑠璃、紫石を溶かしたような深い色の美しさに、そぞろ身の毛がよだつほどと伝えられています。
現在、一般の方は危険なので、そのはしごを降りないで、遊覧船から眺めることが可能。
まとめ
紅葉の見ごろが続く十和田湖と奥入瀬渓流と、パワースポット十和田神社と御朱印についてお伝えしました。
紅葉は、雪が降ると葉が落ちてしまうかもしれませんが、11月4日ころまで心洗われる風景を楽しめるでしょう。
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