6人の子どもがいるのに、家の中はきれい!
見習いたいほどモノが少なくてスッキリした戸建てなのに、お母さんの顔には初め笑顔がありません。
BS朝日「ウチ、断捨離しました!」8月14日の放送を見ました。
モノを捨てて余白を作っても、心の問題があると気が晴れない。
やましたひでこさんが、殺風景と断捨離のちがいを解説する場面もあったので、番組について私の感想をお伝えします。
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断捨離2年でスッキリ空間
今回のお母さんは、6人の娘さんがいるシングルマザー。
毎朝4時半に起きて完璧に掃除して、洗濯をします。
そして、朝ご飯を食べないで出社する、とても真面目そうな女性・42歳です。
20歳の時に長女を出産したので、22歳を頭に小学生まで6人の娘さんがいますが、顔立ちのきれいなお嬢さんたちで、上の子達はすでに独立。
それにしても家は収納扉の中まで整い、やましたひでこさんも驚く余白ぶり。
モノが少ない!
断捨離を始めて2年、徹底的に捨てたのでしょう。
御主人とは6年前に離婚したそうですが、理由を語られることはありませんでした。
そして、テレビ画面に映るお母さんは笑顔がなかった。
とてもスリムな体型ですから、お化粧や服装次第で、新しいパートナーと出会うチャンスはいくらでもありそうなのに、子ども達の養育に一生懸命という印象です。
ミニマリストのような暮らし
子ども部屋もきちんとして、乱れたところがひとつもないお宅。
そのことに感心しましたね。
私はふたりの娘を産み育てましたが、家の中はとっちらかっていたので(~_~;)
「母さんは元々、キレイ好きなんです」と、上のお嬢さん。
キッチンの扉には必要なだけの食器が収納され、(これだけの生活道具で子ども6人を育てることができるのだな~)と、視聴者の私は目からうろこが落ちる思い。
そして、浮かない顔つきのお母さんが「いくら断捨離しても、家の中に自分の居場所がないのです。これまでずっと自分で生きたいように生きてこれなかった気がしています」と、おっしゃるんですね。
スッキリした部屋に暮らして、お子さん達も非行に走ることなく、すくすく成長。
気持ちがモヤモヤするするのは、なぜなのでしょうか。
自己否定が強い
「高校生の時におしゃれをしたかったのですが、母に叱られてしまい、それからは一切、おしゃれをしたことがないのです」
20歳で結婚され、すぐに妊娠。
6人の娘さんがいる42歳の女性は、地味なふだん着に化粧気もありません。
正直にいうと、アラフィフの私はもったいないなと感じたのです。
50代半ばの私からすると、42歳はまだまだ若い。
やり直しはできる年齢ですから。
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赤い紬に込められた思い
番組では、まだ一度も袖を通していない、赤系の色無地・紬が登場します。
女性の母親が支度してくれたけれど、着る機会がなかったそうです。
それで、美容室で着付けてもらい、母親と久しぶりに会うんですね。
「その紬には、帯が格上で合わない」と、なかなか厳しい母親です。
着物売り場にいたので、詳しいのでしょう。
画像の着物は、同じ紬でもカジュアル系の自撮りです。
番組の紬は縫い紋を入れた色無地なので、たしかに用途が広い。
染め帯を合わせれば街着になるし、おしゃれ袋帯ならホテルでのパーティにも最適。
ただし、入学式の付き添いは紬でなく、京ちりめんなどの一つ紋が無難でしょうね。
6人も娘さんがいるのですから、和服は機会があれば活用できると思います。
リサイクルに出しても、二束三文でがっかりするでしょうから。
番組に話を戻すと、 母親と語らうことで女性は気づくのです。
- 自分の受け止め方で深刻にとらえていた
- 自分を責める性格を修正しよう
BS朝日『ウチ、断捨離しました!』
今回はスッキリ片付いた家に、どう潤いを与えるかがテーマです。
私もふくめて、スッキリ片付いた状態を維持することが難しい方は多いはず。
毎朝4時半に起きて、家事を完璧に済ませて出勤するというシングルマザーは、これから自分のやりたいことを中心に生きて行くのでしょう。
部屋にグリーンを飾って、明るい笑顔で番組は終わりました。
テレビ番組の感想をお伝えししました。
ミニマリストと一線を画すダンシャリズム。
「実用一点張りでなく、暮らしの潤いも大切に」
そんなメッセージを私は受け取りました。
まとめ
久しぶりに視聴した「ウチ、断捨離しました!」の番組。
いろんな方が登場しますね。
6人の子持ちでシングルマザーだけれど、家事は完璧。
そういう方を初めて知りました。
きっと家事が義務となっているので、自分の居場所がないと感じたのかもしれません。
大人も子どもも、心安らぐ居場所がちゃんとあるかどうか。
見つからない人でも、すでに用意されていることがあるので、「気づき」も大切なのでしょう。
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