やましたひでこさんが自ら整理ダンスをかついで、和室の片づけに乗り出す!
2019年9月4日放送BS朝日『ウチ、断捨離しました!」での1シーンには驚きました。
アドバイスだけでなく、力技を見せてくれたのです。
今回は若くして亡くなった夫と遺族の絆に、胸がジンとする内容でした。
それにしても遺品に埋もれて停滞した家の突破口は、どこにあるのでしょうか。
番組の感想と、私の気づきをお伝えします。
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夫の遺品があふれた家
相談者は5年前にご主人を亡くされたアラフィフの薬剤師さん。
品のある美しい女性です。
中学3年生の息子さんとふたり暮らし。
がん闘病の末にご主人は若くして、この世を去りました。
小学生の息子さんを残して逝くのは、どんなに心残りだったでしょう。
遺影のなかでハンサムで知的な雰囲気のご主人が微笑み、妻子を見守っているみたい。
奥さんはいまも変わらずに、ご主人を愛している。
その気持ちがテレビ画面から伝わります。
家の中は、ご主人が亡くなってから時が止まったかのように遺品がたくさん。
この遺品をどう断捨離するかが、今回のテーマです。
しっかり者の息子
中学3年生といえば反抗期の真っ盛り、「くそばばあ」とか言いそうな年代ですが……。
お母さんとふたり暮らしの息子さんは、とっても素直でお母さん思い。
ご主人に顔立ちがそっくりの息子さんは、お母さんが不在の時は自炊もできる!
すごいですね。
将来のために自分から進んでキッチンに立つそうです。
お父さんが亡くなって、自分がしっかりしなきゃと考えている様子がうかがえました。
母はボランティアも忙しい
ご主人を亡くされた奥さんは、家にいると寂しくてやりきれないので、休日はボランティア活動にいそしみます。
子どもを自然にふれさせるイベントの活動スタッフなのですね。
準備のために寝る間を削ることもしばしば。
ふだんは薬剤師として勤務して、休日はボランティア活動だと、家を片づける時間はないでしょう。
奥さんはそんな自分をふり返り「しっかり者の息子に、母親の自分が甘えていた」 と反省したのでした。
思い出が捨てられない
恋愛して結婚。
子どもが生まれて順風だったのに、夫がガンとなり、若くしてこの世を去る。
悲嘆にくれて当然ですね。
奥さんは遺品を片づけようとしますが、古いパソコンのなかにあった旅行の画像やボイスレコーダーに残された夫の歌声に記憶がよみがえり、断捨離できません。
「中途半端だとまたモノが増えてしまうから、徹底的に捨てよう」
息子さんが手伝いますが、彼もまた疲れてしまうんですね。
やましたひでこさんは言います。
「ただ処分するだけだと、空しくなる。
新しいステージに自分たちが進むために、重荷になるモノを減らしていく。
そう考えてほしいですね」
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よみがった和室
ひと月が経って、家の中はけっこうきれいに整ってきました。
そこへ再びやましたひでこさんが表われて、仏壇がある和室をチェック。
昨今は卓上のご仏壇もありますが、番組に登場した薬剤師の奥さんは伝統的な大きめのご仏壇に、ご主人の位牌を飾っていました。
「和室をさらにスッキリとさせませんか?高級旅館 のような空間にして、おもてなしの心遣いで。せっかく選んだご主人のスケッチ画をきちんと保管しましょうよ」
ということで、やましたひでこさんは自ら整理ダンスの片づけに着手します。
- 押し入れの布団をとりのぞく
- 整理ダンスの不用品を処分して、空きスペースを作る
- 空いた押し入れに、整理ダンスを上下に分けて収納
こちらのお宅はマンション。
ゲストルームがあるそうで、自宅に客用布団を置く必要がそんなにない。
薬剤師の奥様とやましたひでこさんとで、整理ダンスを押し入れへ。
和室には仏壇だけが鎮座して、とても落ち着いた空間になりました。
遺品は整理ダンスのなかにきちんと分類されて収納されて、めでたし。
奥さんは晴れやかな表情に。
息子さんも驚く部屋の変わりようです。
母子で力を合わせてこれからも生きていくのだとうと、明るい気持ちになれました。
天国のご主人もほっとされているでしょうね。
遺品があふれて停滞した家が、居心地の良い空間としてよみがえったのですから。
気づき
40代で働き盛りのご主人を亡くされた奥さんは、働きながら息子さんを育てるシングルマザーになりました。
愛する人を喪うという悲しみを乗り越えて、前向きに生きていこうとする姿が印象的。
それから遺品を整理するのはたいへんなことだと、改めて感じます。
私の夫はすでに60歳。
釣りが趣味なので、棹は何本もある。
一方の私は着物と本を、まだまだ捨てられなくて。
たぶん、私が急死したら夫は呆然となるでしょう。
自分の冬服がどこにあるのか知らないし、通帳の管理も私任せなので(-_-;)
エンディングノートを書いておこう!
片づけとともに、不意の出来事にも対応しないといけない。
そんな気づきがあった今回の放送です。
まとめ
やましたひでこさんが重いタンスを持つとは!
片づけは力仕事も多いので、体力のあるうちが勝負ですね。
和室をスッキリ高級旅館のように片づけると、別の部屋ももっときれいにしなきゃと思うに違いありません。
ウチ、断捨離しました!
2019年9月4日の感想と、私の気づきをお伝えしました。
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