アメリカの株式市場ダウが8月26日に、1,000ドル超の下げとなり、衝撃が走っています。
インフレ対策の政策金利を、FRBパウエル議長が下げるつもりはないことを明言。
マイナス金利の日本は円安が加速するかもしれません。
一方で中国は長江の周辺が大干ばつで、作物の収量減が予想されています。
暮らしはどうなる?をお伝えします。
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米国の景気減速
アメリカのパウエル議長は「景気を減速させても、物価上昇を抑えたい」意向です。
アメリカの景気は後退し、米国の株価はしばらく大幅に上昇しないでしょう。
潮目が変わりました。
これまでは米国の企業に投資して、大幅に資産を増やそうという考えが席巻していましたが、今後は楽観論が減るかもしれません。
低コストで暮らすことは、老後サバイバルにつながりますね。
買わない生活
日本は黒田総裁がマイナス金利を続けそうなので、さらに円安となる可能性が大。
朝のワイドショーでは、1ドル140円が見えてきたと……。
円安となると、輸入品は値上がりします。
UNIQLOがすでに値上げ宣言したダウンやフリース。
手入れしながら長く着よう!
ハレとケを使い分けると、衣料品は長持ちします。
ハレは晴れがましいお祝いの席という意味ですが、今ならちょっとしたおでかけでしょうか。
ケは、ふだんの日です。
つまり、ダウンコートならハレの日は大切なコートを着用し、ふだんのスーパーなら昔のコートを気兼ねなく羽織る。
ミニマリストで少ない枚数を着回している方はできませんが、ふつうにタンスの肥やしがある方は、今ある衣類を着倒すことで節約できます。
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中国の干ばつ
ドイツでは雨が少なくて、ライン川の水位が下がって水力発電ができなくなった。
ニュースでそう報道されました。
ドイツの人達は冬に備えて、暖炉用の薪をたくさん蓄えているそうです。
ロシアからガスの供給が期待できないから。
水不足は中国でも!
長江流域は4億5000万人余りの生活を支え、農業生産が全国の3分の1を占めるが、今夏は70日以上にわたり異常な高温と雨不足に襲われた。
向こう10日間で降雨が予想されるものの、中部江西省の鄱陽湖近隣の農家は、もう熱波の打撃から立ち直るのは難しいのではないかと気をもんでいる。
長江とつながる鄱陽湖はほとんど干上がっている。 農業省は23日、農家に対してコメを収穫・貯蔵するとともに、今後数週間は穀物の生育を強化する対策をとるよう呼びかける緊急の通達を出した。
焦点:中国・長江流域で記録的水不足 農産物の被害甚大、停電も | ロイター
世界的な穀物不足です。
日本の米は不足しませんが、昨年よりは少し値上がりするかもしれません。
肥料の大幅アップが理由。
節約生活はゲーム感覚で
私も覚えがあるのですが、生活レベルをグッと下げるのは、ストレスが溜まります。
理由は好きな買い物を控えようと思うほど、欲しい気持ちが増すから。
買えない自分が、みじめに感じてしまうのですね。
収入>支出
収入が減っているのなら、支出も少なくするのは大原則です。
借金してまで買い物をしないように!
メディアは消費をあおりますから、テレビを消すのは買わない生活に有効です。
在庫が多すぎるのは管理が面倒で、あげくに放置につながりやすい!
自分が管理できる分まで、減らすことが大切ですね。
まとめ
米国ダウ1,000ドル超の下げは、日本にも影響は必須です。
世界的な異常気象とロシアによるウクライナ侵攻、さらには中国の干ばつとマイナス要因ばかり。
値上げが続きますから、衣料品は長く着る工夫がポイントであることをお伝えしました。
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