
知人のお母さん86歳がグループホームで生活することになりました。
認知症が進んで、ひとり暮らしが難しくなったのです。
知人は実家の売却に向けて、残置物を撤去しているのですが、途方に暮れていることをお伝えします。
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モノを捨てられない母

86歳のお母さんは若い頃から、物を捨てないで何でも保管しておくタイプだったそうです。
戸建ての家は広めなので、モノが大量。
「残置物が多いと、不動産屋に買い叩かれるから、片づけなきゃ」
娘さん60歳は奮闘中。
この方は保険の外交員のため、相続トラブルなどに少し詳しい。
資産凍結の前に名義変更

実家が亡くなった父親の名義のままだったので、知人は母親でなく自分に変更。
理由は認知症の母親名義にすると、売却したいとき困るから。
認知症によって判断能力がなくなっていると判断されると、親の資産が凍結され、預金の引き出しや不動産の売却などができなくなる恐れがあります。
資産が凍結されてしまい、親の生活費や介護施設の費用、病気の治療費などの支払いができなくなれば、親族間で負担しなくてはなりません。
介護を理由に家を売却し、引っ越しをしたくても、不動産の売却手続きが進められず、問題が起こる場合もあります。
https://www.orixbank.co.jp/column/article/361/
ほかの兄弟を説得し、法務局で実家を自分の名義に変更したのですね。
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高齢者施設の費用

「グループホーム費用が、思ったよりもかかるわ」
知人の実家は築50年ほどですが、幸い山奥でありません。
市街地ですから、売ることはできそう。
問題はお値段ですよね。
「母は年金が低いから、グループホームの費用に毎月6万円以上の持ち出しとなる。
年72万円として10年で720万円。
母が長生きしたらお手上げよ」
地方だから市街地とはいえ、そんなに高くない不動産。
きっと10年くらいで、使い果たしそうなくらいの売却価格なのでしょう。
業者さんに片付けを依頼すると、もちろんお金がかかるから、知人は奮闘したわけです。
恨めしいガラクタの山

「なぜヨレヨレの服や古靴を、後生大事にしまい込むのか。恨めしい気持ちで一杯なの」
知人の言葉に、私はうなずくこともできません。
なぜなら私自身、肌触りが気に入ってヨレヨレ服をつい着てしまうから。
娘からは「全部捨ててしまえば良いよ」と、言われる始末。
まるで将来の自分を見るような知人の親子関係です。
まとめ
「なぜヨレヨレの服や古靴を捨てられないの?」
答えは愛着があるから。
自分の物は、なんでも惜しい。
それが親子関係の亀裂を生むくらいなら、やはり捨てて、すっきり暮らしたいですね。
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