2024年4月19日更新しました
山菜の季節がやってきました。
ワラビは近くの里山に車で出かけて、山の空気を胸いっぱいに吸いながら、摘むことができます。
ただしアクが強い山菜なので、木灰か重曹でアク抜きが必要。アク抜きさえすれば、みそ汁や煮物など、とってもおいしい料理に。
きょうは、自然の恵みを味わえる『ワラビと納豆こんぶの和え物』を紹介します。
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ワラビはゲットしやすい山菜
ゼンマイや竹の子に比べると、ワラビは初心者でも摘むことができます。
山すその原っぱのような所に、群生していることもよくあるでしょう。
私は山肌の斜面を踏みしめて歩くと、健康の有難さを感じます。
買わない生活をしてからショッピングモールに行かずに、健康作りを兼ねて里山を散策しています。
山に入るには準備や身支度が要りますので、そのことも少しお伝えしますね。
山菜採りに長靴や手袋は必須
山歩きの愉しみのひとつが、野草や花に出合えること。ひっそりとあでやかに咲く花々は、謙遜の美を教えてくれるよう。
さて、山歩きは落ち葉が堆積した土の上を歩くので、長靴と軍手などの手袋は必須。
ツツガムシに噛まれると高熱が出るので用心のために、長袖と長ズボン、首にはタオルを巻いて、素肌を露出しないことが大切。
あとは山菜を入れる袋と、携帯電話!
遭難するような深い山でなくても、はぐれたとき連絡を取り合うために必需品です。
アク抜き
ワラビはそのままでは苦くて食べることができません。
牧草のなかにワラビの葉が混じると、食べた牛が死ぬくらいの毒がある。
これはほんとの話ですから、必ずアク抜きしてください。
アク抜き方法
- 大鍋に湯を沸かす
- 木灰0.5カップか、重曹大さじ2~3杯を湯に溶かす
- 煮立ったら火を止める
- ワラビをお湯のなかに漬けて、落し蓋をする
- 8~12時間そのまま放置
- きれいに洗って、料理に使う。冷蔵庫に入れると、5日くらい持ちます。
ポイントはワラビを煮ないこと。
ワラビはぐつぐつと煮るうちに、溶けてしまうのです。ですからお湯の中に浸してください。
去年の記事も合わせてどうぞ。
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ねばねば昆布と和え物
ふじっ子から売り出されている『納豆こんぶ』、あるいは他社の『ナット昆布』でもいいのですが、ワラビとの相性がバツグン♪
ワラビと納豆こんぶの和え物レシピ
- 小鍋に水とそばつゆで、だし汁を作る。
- マイタケも入れると、さらにだし汁がおいしくなる。
- マイタケが煮えたころ、火を止める。
- 3センチから4センチに切りそろえた、アク抜きされたワラビを混ぜる
- だし汁とワラビが冷めてから、納豆こんぶを加える。
- 少し時間を置くと、ねばねばする。刻んだスルメを少し入れると、歯ごたえと味のアクセントに。
注意事項
納豆こんぶは必ず、ぬるめの温度にしてから入れること!
熱湯にこんぶを入れると、ネバリません。ネバネバさせるには、水かぬるま湯の温度で!
ご飯のお供に美味しくて、おかわりしたくなります。
自然の恵みたっぷり。
私の地方では、産後すぐの女性にはワラビを食べさせません。
アクが強いからでしょう。
娘は産後4週間を経たので、少し食しました。
「久しぶりで、おいしい」
んだべ、ふるさとの味だよ。
ワラビを摘みに行ったので、アク抜き方法と、ねばねば昆布とワラビの和え物レシピを紹介しました。
ワラビと昆布が手に入ったら、ぜひお試しください。
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