私はスローライフをモットーにしているので、里山に入り、ワラビを採ってきました。
このワラビは生のままでは毒があるので、必ずアク抜きしてから食べます。
そんな夕べ『ザ!世界仰天ニュース』で中華料理で使う八角と、猛毒植物のシキミを間違えて食べて、生死の境をさまよう事態となったケースを視聴。
植物の毒は恐いので、お伝えします。
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ワラビ
ワラビは、木灰か重曹を溶かした熱湯に浸して8時間以上、放置するとアクが抜けます。
大鍋にお湯を沸かして、半カップの木灰あるいは重曹を溶かした中に入れるのです。
ぐつぐつと煮てしまうと、ワラビは煮溶けてしまうので、すぐに火を止めましょう。
私はワラビを多めに採って、塩蔵します。
塩蔵するときは、茹でずに大量の塩をまぶして、重しをのせる。
3日間たっぷりの塩で漬け込んでから、ジップロックの袋に入れて冷凍。
そうすると、青々とした色のまま、冬まで保存できます。
小さな暮らしにスローライフはおすすめ♫
ザ!世界仰天ニュース
5月24日(火)『ザ・世界仰天ニュース』は「意外すぎる危険な食べ方5連発」が放送されました。
- 猛毒のシキミ
- 自家製の発芽玄米
- 古いコーヒー豆
- シュウ酸カルシウムは針状結晶
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猛毒シキミ
私がビックリしたのは、八角と猛毒のシキミが極似で、誤食しやすいこと。
仰天ニュースでは、近所の人から「たくさん落ちていたから、あげるわ」と八角をもらったそうです。
その八角と言われたモノを鶏肉と煮込んで、高校生の息子に食べさせたら!
息子は鶏肉と八角と思われた実を完食。
その後にテニスの部活があり、倒れてけいれん発作という重篤な状態になった。
幸いに命を取り留めました。良かったですね。
画像参照元:
シキミ・モクレン科
常緑の小高木で、葉は厚くつやがあり、春に淡黄白色の花を咲かせます。
秋から冬にかけて星型の実をつけます。
シキミの名前は「悪しき実」からついたと言われています。
実を子供が遊びで食べてしまうことがあります。
また、中華料理に使用されるダイウイキョウと間違えることもあります。
おう吐、下痢、めまい、けいれん、呼吸困難、血圧上昇など。
アニサチン、イリシン、ハナノミンなど。全草が有毒。特に実には毒成分が多い。
記事参照元:
ご近所の親切が、大迷惑のケースです!
私は山で採った山菜を、まちがって食べないようにしなきゃ。
食べることができるニリンソウと、猛毒トリカブトの葉はよく似ていますから、注意。
自家製発芽玄米とウエルシュ菌
それから番組では、自分で玄米を水に漬け、発芽玄米にした女性が、猛烈な腹痛に襲われたケースも。
常温で何日も玄米を水に漬けておくと、ウェルシュ菌が増えてしまうことがある!
常温にカレー鍋などを放置すると、ウエルシュ菌が増えるので、必ず冷蔵庫で保管しましょう。
古いコーヒー豆
私はコーヒーの賞味期限を気にしなかったのですが……。
封を切って何ヶ月も置いたコーヒー豆は、酸化が進みます。
「ザ・世界仰天ニュース」では、古いコーヒー豆で腹痛のケースも紹介。
インスタントコーヒーは封を切ったら、1カ月くらいで飲みきるのが望ましい。
残り物を平らげて、たまに腹痛を起こすので、気をつけなきゃ(@@;)
そのほか里芋の茎を食べたら、シュウ酸カルシウムの激しい痛みに七転八倒!
里芋の茎は食用が可能ですが、種類が多いため中にはシュウ酸カルシウムがあるものも。
針状結晶のシュウ酸カルシウムが口や喉、内臓に刺さる(>o<)
この放送回はTVerで5月31日ころまで視聴できる予定。
まとめ
「八角がたくさんあるから、食べて」と近所の人が持って来たら、猛毒のシキミかもしれません。
キノコの食中毒も命に関わりますが、シキミは恐ろしい。
スローライフで私は野山に入り、ワラビをゲットしますが、皆さま、わからない山野草は食べないようにしましょう。
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