先日、20歳のころに自分で編んだ手編みセーターを、サクッと捨てました。
ちょっと辛い思い出があるし、ゴミ袋に入れ燃えるゴミとして処分。
一方、捨てられなかったのは着物用の反物。
捨てたモノと残したモノについて、お伝えします。
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手編みが趣味だった若い頃
バブル時代が青春期でしたが、お立ち台で踊ることなく、暗い月日を過ごしました。
理由は実父がとても厳しかったのです。
- 門限は5時か6時
- 継母の監視がきつい
- 家業に従事しても給料は2~3万円
門限を破ると、父に殴られたのです。
私は父の暴力が怖かった。
大学受験に失敗し、高校を終えると、父親の事業を手伝う羽目になりました。
ところが父と継母はパチンコ好き。
年が離れた妹がいて、私に世話をさせて、仕事が終わると親たちはパチンコへ。
なぜ逃げなかったのだろうと、自分でも思うのですが……。
小さいときから「お前はバカだ」「お前は何もできない」と言われ続けて、親の言いなりに。
結婚前の趣味が、読書と手編みしかなかったという根暗な青春時代。
そんな記憶の最後の1枚をようやく捨てました。
画像の黄色いセーターです。
心の片づけ、大切です!
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残したもの
和装の反物が2反。
通常は幅36センチ・長さ12~14メートル
着物を仕立てることができる布地です。
浴衣地とウールの着物用。
仕立てる腕がないのに、何年も前に買ってしまいました。
この反物はオフハウスで1000円くらい。
手芸用としてもたっぷりな分量です。
趣味のモノは捨てにくい
反物があれば、帯に作ることもできます。
落ち着いたえんじ色の縞だから、紬に合わせたら粋だわ♫
妄想が楽しい。
和装は、袷の着物なら5月まで。
6月は裏地のない単(ひとえ)
7~8月は紗や絽の薄物となります。
この春は花粉症に苦しみ、着物を着ませんでした。
タンスの中には藍の紬に合うように白地の帯もあるというのに。
趣味のモノは、妄想にワクワクして捨てられないのです。
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濃い色の大島紬には白地の帯を合わせますが、赤い帯もレトロでかわいい。
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バブルの頃なら100万円ほどだった大島紬。
昭和の時代は、紬に赤系の帯を合わせました。
私が持っている大島紬は、親戚からの頂き物とリサイクル着物です。
まとめ
青春時代がなかったので、これからも大いに楽しみたい。
捨て活はイヤな記憶があると、サクッと捨てやすいですね。
趣味を楽しみつつ、断捨離も進めたいと思います。
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