里帰り出産は、実母と「あつれき」を生みやすいかもしれません。
産前と産後3カ月、実家で過ごして「電気料金が上がった」とか、「食費が多く掛かった」と実母から文句を言われて、帰るときお礼として10万円を渡したというコラムを読みました。
私なら、そんなにもらったら娘世帯の家計が心配になってしまうでしょう。
産後ケアについて、わが家の場合をお伝えします。
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里帰り出産
4年前に初孫が生まれたとき、次女は里帰り出産をしました。
産前の3月に帰省し、4月下旬に逆子のため帝王切開。
産後の養生をして6月初め、迎えに来たパート-ナーとともに赤ちゃんを抱いて新幹線で戻ります。
次女は性格がおとなしめで、育てやすい娘だったのですが……。
産後は気分の波が激しく、とても神経質になりました。
「赤ちゃんを抱くときは、手を洗ってアルコール消毒して!」
けんか腰だったのです。
母と娘の衝突
でも私は事前に、親戚から「里帰り出産で娘と孫に振り回されて、泣くお母さんは多いし、親子ゲンカになるケースもある」と、聞いていました。
覚悟していたのです。
産後はホルモンの関係で、感情が高ぶりやすく、落ち込みやすい。
産後の娘にしたら、実母の干渉がうざくて、トラブルの種に(>o<)
- 沐浴の仕方
- 紙おむつか、布おむつか
- 哺乳びんの消毒に電子レンジなど
30年前に私がお産をしたときと、今では新生児の育児がかなり変わっています。
そして実際のところ、里帰り出産で娘が3カ月もいれば、夫婦ふたり暮らしより、かなり食費や電気料金、冬場なら灯油代がかかるでしょう。
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お礼に10万円!?
私は、里帰り出産のお礼は一切、もらいませんでした。
でも、なかには10万円を母親にさしだす産婦さんもいるそうです。
「節約して!」妊娠中、実母の小言がストレスに!里帰りする前に伝えておけばよかったこと | TRILL【トリル】
私がもらわなかった理由は、次女とその夫は20代で、当時は安月給。
なので、負担を掛けることが心苦しいからでした。
10万円も掛けるなら、産後ケアのヘルパーさんを外注した方が、良かったかも知れません。
里帰り出産のメリットは、親族が手助けすることで、コストを抑えられることではないでしょうか。
産後ケア事業
5月はじめ長女に、第一子が誕生しました。
長女は里帰り出産をせず、関東の病院で帝王切開。
1週間の入院後は、産後ケア施設でさらに7日間ほど過ごしたのです。
今回は長女が住む自治体の産後ケア事業を、利用させてもらいました。
これは実家が遠いなどの理由で、産後の母体回復期にケアする人がいないとき、世帯年収など審査を経て利用できます。
ちなみに長女の自治体では、1泊2,700円ほどから産後ケア施設を利用できるとか。
長女は現在、アパートに戻り、夫とふたりでの育児に入っています。
「育児、たいへんよ。夜の授乳で眠いの。
だから彼が家事のほとんどと、赤ちゃんにミルクを飲ませたりしてくれている」
長女のパートナーは協力的のようです。
9つ年上で、42歳の新米パパ。
私はエールと、お祝い金を送りました。
長女からは今のところ、母親の私に手伝いにきてほしいという要請がありません。
住まいが手狭なため、私が乗り込んだら、婿さんは気を遣うでしょう。
イクメンのパパに期待しています。
まとめ
昔と違い、産後の養生に実家を頼らなくても大丈夫な制度が整ってきました。
コロナ禍のとき人々の移動が制限されたことも、影響しているのでしょう。
里帰り出産のとき、10万円を母親に払う産婦さんもいるとのこと。
私ならちょっと受け取れないけれど、子ども世帯が高給ならあり得るかもしれませんね。
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