2024年4月17日更新しました。
私には遠方で暮すふたりの娘がいます。
それぞれ結婚して、孫娘は3歳半になりました。
母と娘は気心が知れて話が弾みますが、一旦こじれると厄介です。
気をつけたいことを、婦人公論10月26日号を参考にお伝えします。
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大人として対等に付き合う
娘は33歳と30歳なのに、親からするといつまでも子どもという意識があります。
しかもそれぞれパートナーがいて、3歳の孫がいたり、妊娠中だったり。
次女はワーキングマザーとして、働きながら育児や家事をこなし、長女は来春に出産予定。
無痛分娩での出産費が、出産一時金の42万円より30万円も高いと電話で聞いて、田舎に住む私は生まれてからもお金がかかるのにと思うのですが……。
長女が決めたことなので、口を挟まないことにしました。
コロナ禍もあるため、長女はいま住んでいる関東で出産し、里帰りしません。
産後ケアはプロの手を借りながら、夫と乗りきるつもりなのでしょう。
私が手伝えるのは、お金を出すことくらいでしょうか。
孫貧乏の道をひた走るわが家ですが、ぶじに元気に生まれてきてほしい。
50代娘のホンネ
婦人公論10月26日号・歳を重ねた親子のホンネ「母が重い、娘がこわい」特集を読んでいます。
- 娘は無償の家政婦じゃない
- 自分の正義を押しつける
- あなたに邪魔され、好きな人と結婚できなかった
- 口を開けば不平不満ばかり、どっと疲れる
- 立て替えたお金を返すつもりがない
上記は50代娘が、80代の母親に感じるイライラ。
爆発寸前とのこと。
私自身、実母の愚痴に付き合い、とても疲れたことがありました。
親は娘に安心して、胸のうちの不満や不平を言いがちですが、聞かされる方はたまりませんね。
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とつぜんの絶縁
- 孫の面倒を見てもらって当然という図太さ
- 遠方の娘ふたりの体が心配ですが、何も聞けません。すぐきつい言葉が返ってくるから
- 言葉がとげとげしい。掃除が雑だの部屋が片づいていないのと、口うるさい
そういう母娘はまだ良いのでしょう。なかには娘から絶縁宣言された71歳のパート女性も。
49歳の娘は自慢の子どもだった。子持ちのキャリアウーマンだが、突然「自分はアダルトチルドレンだと思う。母になって、あなたの育て方に疑問を抱いた。もう連絡しないで」と、メールが来た。
「あなたがいたから離婚できなかった」と、過去に言われたと今になって嘆かれても……。
また娘が仕事で大変だったとき、「努力が足りない、あなたならできるはず」と励ましたこともいけなかったようだ。
婦人公論29ページ
家族で絶縁は、たまにあります。
出産した娘から、拒絶された母親もいました。
57歳の母親は、婿にLINEなどで連絡を取り、言いたいことを言った。
それを知った娘が気分を悪くしたのです。
母親は、娘を婿に取られたような気持ちだったのかも。
信田さよ子アドバイス
娘から、とつぜん絶縁宣言されたら老いた母はショックです。
家族問題のカウンセリングをしている信田さよ子氏は、こうアドバイス。
- 娘にすれば、これまでの不満が積もっていた
- あなたがいるから離婚できないは、子どものせいにしているのでタブー
- 親から過度の期待をかけられ、娘は辛かった
- ムリをして仕事をしているのに、「努力が足りない」で心が折れただろう
- 謝罪する
謝罪は恩着せがましさを一切、封印することが大切です。
「いままで知らないうちに傷つけてごめんなさい。これから半年くらい、考えてみます。もし、あなたのほうで会ってもいいと思ったら、連絡ください」
そして、会えたときは余計なことを言わずに、黙って話を聞くこと。
信田さよ子さんには、たくさんの著書があります。
家族のゆくえは金しだいは、身につまされる。
墓守娘の本は、衝撃的。
少し前まで日本の家族制度は、子ども世代に負担が重くのしかかりました。
私も家族について、勉強を続けようと思います。
まとめ
年末に3年ぶりに長女も帰省する予定です。
関係がこじれないように、余計な口出しをしない。
そのことを心がけて、楽しく過ごしたいです。
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