女性も社会に出て第一線で働くことが求められていますが、その一方で更年期が辛くて、離職あるいは退職する人がいることを知りました。
私は40代頃から夜間に、トイレに起きる回数が増えました。
一旦、目が醒めると寝付けません。
更年期と不眠あるいは早朝覚醒についてお伝えします。
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更年期症状
私は若いころ、とても生理痛が重くて、寝込むほどでした。
子宮筋腫と内膜症、チョコレート嚢腫があったのです。
妊娠と出産は24歳と27歳の2度です。
30代になっても生理痛が重いため、婦人科へ行くと「筋腫があるし、卵巣が腫れている。悪性かもしれない」と、医師が脅すような口ぶり。
その医師が信頼できなくて、別の病院へ。
すると、「経過観察で様子を見ましょう」と言われ、半年に一回診察を受けました。
手術をせずに、現在に至ります。
そんな私なので、閉経はむしろホッとすることでした。
でも、更年期が辛い方は、閉経した女性全体の4割に上ります。
ほてり、頭痛、憂うつ…。 性ホルモンの減少によって起こる心身の不調、いわゆる「更年期症状」が働く人たちに深刻な影響をもたらしていることが、NHKと専門機関が行った初めての大規模な調査から明らかになりました。
更年期症状によって仕事に何らかのマイナスの影響があった、いわば「更年期ロス」にあたる人は専門家の推計で100万人を超えます。
100万人超が『更年期が仕事に影響』 国内初の大規模調査でわかった"更年期ロス”の実態
日本全体で100万人くらいの人々が、更年期による症状で仕事に支障を来したとのこと。
診断がつかない更年期の場合
私が更年期ロスを知ったのは12月15日のNHK「ニュースウォッチ」
更年期の症状はさまざまです。
そして、男性でもホルモンバランスが変化して、更年期の症状を訴える方もいるそうです。
- めまい
- ほてり
- イライラ
- 耳鳴り
- 不眠
- 関節痛
番組では、39歳ころからずっと不調を覚え、病院に何年もかかっていたのに、診断されるのが遅れた女性が体験を話しました。
診断が付かなかった理由は、まだ30代で更年期というには早かったため。
細かく言うと39.8歳ぐらいから卵巣機能が低下するというデータがありますので、40代前半で症状が出てくる方もいます。
「45歳になっていないから更年期じゃないんだわ」、「更年期はこうだから」と決めつけるのではなく、出てくる症状は多様だし、年齢もいろいろ個人差があると考えていただく必要があると思います。
どう防ぐ “更年期ロス” - ニュースウオッチ9 - NHK
番組は更年期で労働の機会を失うのは、社会の損失となる。
周囲の理解を求めて、辛い時期を乗り切っていこう。
そういう趣旨のニュースウォッチ放送回です。
私は現在58歳。
前述したように子宮筋腫や内膜症だったため、貧血がひどく、体力は若いときから自信がありません。
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不眠と更年期
更年期の女性の約半数は、不眠を訴えるそうです。
のぼせや発汗、動悸により深く眠れない。
私も明け方、動悸がはげしくて目覚めることがときどきある。
安静にしても動悸がするのは、心臓がわるいのかと心配になります。
ただ、睡眠へのこだわりが強くなりすぎるのも問題とのこと。
不眠恐怖が生じて、慢性化することもあるそうです。
私はベッドでの読書が好きですが、不眠の原因に。
また、寝る直前までスマホやパソコンを見るのは、ブルーライトにより覚醒し、眠りの質が悪くなるとされています。
安眠のために
更年期の年代は、子の巣立ちや仕事の変化が訪れやすく、ストレスフル。
不眠の原因は、更年期だけでなく加齢もあります。
さらに閉経後は、睡眠時の無呼吸リスクが高まります。
仰向け出なく、横向きで寝るようにしましょう。
逆流性食道炎の方は、左を下にして寝ると胃液の逆流が起こりにくい。
わが家は、夫婦別寝室にしています。
「となりにいても、お前のいびきが聞こえる」
「明け方にお前は、寝言を大声で発していた」
そんなふうに夫に言われることがあります……。
安眠のコツ
- ベッドに本を持込まない
- ベッドにスマホを持込まない
- 寝る数時間前からスマホやパソコンを見ない
- 仰向けでなく、横向きのほうが睡眠時無呼吸になりにくい
- 不眠の人はベッドで悶々と過ごさず、眠れないときは起きた方がいい
お気に入りの寝具でぐっすり眠って、英気を養いたいです。
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いまの私が一番ほしいものです。
まとめ
卵巣の機能は早い方だと39歳ころから衰えます。
そうすると40代前半に、更年期の辛い症状が現われることがあるでしょう。
更年期による離職や退職は、少なくないようです。
寛容な社会が求められますね。
更年期世代の約半数は不眠を訴え、私もそのひとりなので、不眠の解消法にもふれました。
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