衝撃的な本『潜入・ゴミ屋敷』笹井恵理子著を、図書館から借りて読みました。
生ゴミや大量のペットボトル、チラシに紙類・本が層になって堆積。
そんなゴキブリだらけの部屋を、業者と片付けるジャーナリストが書いた本です。
急いでモノを減らそうと決意するのに、ぴったりな『潜入・ゴミ屋敷』についてお伝えします。
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潜入・ゴミ屋敷
- 好きなものを次々に買って捨てられない
- 飲み食いしたものをすぐに片づけられない
- テーブルの上に物が山積み
- ペットボトルに尿を溜める
- 便をビニール袋に入れたり、壁にこすりつけたりする……
笹井恵理子さんの本『潜入・ゴミ屋敷 孤立社会が生む新しい病」のゴミ屋敷は、衝撃的です。
ゴミに埋もれ、ゴキブリやハエが部屋に出没しても、その状態に慣れてしまう。
あるいはそのゴミの中で、突然死したケース。
「ウチ、断捨離しました!」の番組も確かに物が多いけれど、『潜入・ゴミ屋敷』はさらに壮絶な現場です。
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危険信号
100均のスリッパを偏愛し、買い集めてしまったのですが、これはゴミ屋敷への一歩に違いありません。
ADHDは注意の集中が持続しないので、目の前からなくなると忘れて、あれがないと言ってまた買ってくる。
だから同じものが室内に何個もあるという状態なのでしょう。
ADHDは注意欠如・多動症などの症状を指します。
私は実父がそんな感じなので、遺伝的に似ている気がする……。
長年、片づけられなかった私。
ところでゴミ屋敷に至る人の中には、医療従事者や公務員・教員など真面目な方が案外、多いと本にありました。
40代女性のおうちを片づける業者の動画。
『潜入・ゴミ屋敷』の内容に近い。
弁当のカラ容器を捨てられず、成人用のビデオやビニール本が大量にあって、ペットボトルに尿を溜める男性がいれば、モノを捨てられないシニア女性のケースも。
賃貸物件がゴミ屋敷となり、大家さんが200万円を出して業者に処分してもらうことがあるそう。
読んでるうちに絶対、片づけたくなります。
潜入・ゴミ屋敷 孤立社会が生む新しい病 (中公新書ラクレ 733) [ 笹井 恵里子 ]
紙の本のほか電子書籍も出ています。
潜入・ゴミ屋敷 孤立社会が生む新しい病【電子書籍】[ 笹井恵里子 ]
ゴミを捨てずに溜め込んで、カビだらけで不潔だったら、健康的な生活はむりでしょう。
まとめ
私は蔵書を前にブックオフに運んで処分したけれど、今回、バリューブックスに依頼することにしました。
段ボールに詰めたら、集荷してくれるから。
初回は無料で引き取ってくれるそうです。
私の本は古い本が多くて、値段がつかないかもしれません。
読まない本を処分することを決意させた『潜入・ゴミ屋敷』を中心にお伝えしました。
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