ご近所の80代女性がこの冬、家の中で転倒して脚の骨にひびが入りました。
「3日間も動けなくなり、別世帯で暮らす娘に連絡して、病院へ連れて行ってもらった」
さらに「娘から、家にモノが多すぎるから転ぶのだと、めちゃくちゃ叱られたの」と、話してくれました。
ガラクタを捨てれば、ごみ屋敷を脱却できる実体験をお伝えします。
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ひとり暮らしの80代になったら
あと20年したら、私は80代になります。
そのとき家は築50年を経て、雨漏りがしたり雪かきの苦労だったりが、今よりしんどくなるでしょう。
というのは、脚を怪我したご近所さんが「雨漏りがひどいけど、年金暮らしでは修理できない」と、仰るから。
築50年以上を経た家なのです。
ご近所さんは娘に叱られたので、ゴミ袋3つを玄関から運び出していました。
それで私が集積所まで運搬しましたが、ひとり暮らしの高齢者がほんと多い地方の街です。
不用品を捨てよう
壊れた家電や、破損したプラスチックケースを物置や裏庭にしまっておくと、どんどん溜まります。
私は町会の係で近所を回り、応答がないので家の裏に回ると、そこにピアノが打ち捨ててあるのを発見したことも。
雨や雪にさらされ、切れたピアノ線が何本も剥き出し。
黒塗りのピアノに心が痛みました。
うちにもアップライトのピアノがあったけど、地震があった時の危険を考えて、2016年に業者に買い取ってもらったのです。
ムリをして娘たちに習わせて、買取は4万円でしたが、処分して良かった。
ごみ屋敷
「お前はどうして片づけないんだ!!」
「だらしがない」
「豚小屋じゃないか!」
神経質な夫に怒鳴り散らされていた時期があります。
夫は怒鳴るけど、手を貸すことはない。
育児も仕事も家事も完璧さを、私に求めるだけ。
もうその頃には、家がモノであふれて、私はどこから手を付ければ良いのか、途方に暮れました。
ガラクタを捨てれば解決
今日の捨て活は、14年前に娘がもらったトロフィーや、壊れた鏡・掃除ブラシなど。
気づいたときに即、捨てないと不用品の山になるので。
- 子どもの学用品
- 子どものランドセルや机
- 子どものベッド
この3つは、子どもたちが巣立って5年後に処分しました。
やはり70歳までに、モノを絞ったほうが暮らしやすい家になる!
私はもしも夫に先立たれたら、家も処分し、温暖な地域に移住することも視野にいれています。
寒冷地だと私の少ない年金では、公共料金と暖房費がかさみ、医療費や食費が出そうにないから。
なので、これからも片づけを進めていきます。
動画は月の年金が4万5千円の女性です。
安いアパートに住んだら、外国人の入居者が多く、騒音やそうじなどでストレスを感じたそう。
高齢女性のひとり暮らしは、できれば親族の近くが良いのでしょうね。
ケガをしたご近所さんは幸い実の娘が同じ街に住んでいるので、食糧など買い物をしてくれたそうです。
まとめ
「ごみ屋敷になる」と、過去に夫に怒鳴られて、試行錯誤しながら、ひとりでガラクタを処分してきました。
たまに好きな着物を買うけれど、モノを増やさないようにしています。
ある程度、減らしたら、
買ったモノ<捨てたモノ
バランスが大切ですね。
ということで、この7年でガラクタを捨ててきた体験をお伝えしました。
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