59歳の私は自分が死んだら、すべてを処分していいと、30代の娘たちに伝えるつもりでした。
でも、2022/11/02放送の「あさイチ」どうする?実家の片づけで、モノがあふれた時代だから、親は整理して片づけておくことが、子や孫への思いやりだと知ったのです。
親子で一緒に片づけるコツについて、お伝えします。
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空き家を放置すると費用がかかる
あさイチのゲスト・松本明子さんは親亡き後に、空き家となった実家を片づけるのに15年かかり、経費も莫大だったと語ります。
年間の経費
- 固定資産税 8万円
- 火災保険 10万円
- 電気 8万円
- 水道代
- 交通費 18万円
- 宿泊費 3万円
- 庭木の手入れ 10万円
1年に58万円3千円も!
雑草や庭の木が伸びたことで、近所から自治体に苦情が行き、緊急に庭の手入れをシルバー人材センターに頼んだそうです。
庭付きの一軒家は、広いとたいへんな経費がかかりますね。
家が汚なくて、赤っ恥をかいてきた私です……。
捨てるはNG
高齢の親世代は、モノを溜め込みがち。
- ひとり暮らしでも買い物が多い
- 食品も溜め込んでいる
- 捨てない
「捨てろ!」「捨てたら」はNGワード。
片づけたくなるシチュエーションが大切と、片づけ専門家が解説。
捨てられないときは一時保管しましょう。
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生活動線から片づけよう
お手洗いからキッチンへ移動など、高齢の親の動線上にある家具は、転倒して頭を打つ危険があるので、撤去しましょう。
できるだけ丁寧に親に対して説明を。
「お怪我をする危険があるので、この棚を片づけてもよろしいでしょうか」
番組では片づけのプロが、90代の母親にそう尋ねていました。
デジタル終活もこれからの高齢者には、大切なことです。
一緒に片づけると思い出になる
食器や服など「いるか」、「いらない」を決めるのは親自身です。
実家には思い出の品がたくさん保管されていますね。
- 子供達の七五三の祝い着
- おばあちゃんが手縫いした綿入れ
記憶をたどり、親子で語り合うと、片づけが新たな思い出になる。
モノを処分しても、楽しい記憶が胸に残るでしょう。
「ふたりで話し合いながら片づけて、母の本心を聞くことができた」
「不安も解消される」
番組で片づけた親子は笑顔でそう語りました。
お金の話は最後に
高齢でなくても、親が急死することがあります。
すると遺族は、通帳や家の権利書・年金の書類などの保管場所がわからなくて、途方に暮れます。
一緒に片づけながら、さりげなく保管場所を把握しましょう。
なお銀行口座の残高をしつこく聞くのは逆効果。
お金の話は親子でも、デリケートな問題なので、片づけが進んでからにした方がよいですね。
この放送はNHKプラスの見逃し配信で、視聴が可能です。
講師のひとりが実家片づけアドバイザー渡部亜矢さんでした。
感想
私たち自身も娘たちに保険証書や銀行の通帳がどこにあるか、伝えていないので、そろそろ教えておこうと思いました。
- 銀行の通帳や印鑑
- 不動産のこと
- 保険金や年金について
- マイナンバーや運転免許証など身分証
離れて暮らしても、親が亡くなれば、即座に相続人となる娘たちです。
できるだけモノを減らすことが、孫や子どもに対する思いやりだと、今日の番組で知りました。
なぜなら大量にモノを遺されると、費用が莫大になるから。
私は整理整頓と捨て活の大切さを改めて知ったので、あさイチ「どうする?実家の片づけ」について、お伝えしました。
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