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史上最強の汚部屋を片づけ!50代娘の奮闘が感動的な『ウチ断捨離』感想

ウチ断捨離しました・テレビ番組・やましたひでこ

12部屋の戸建てがモノで埋め尽くされた

2021年1月4日に放送されたBS朝日「ウチ、断捨離しました」のテレビ番組は、東北にある親の実家があまりにモノだらけで悩む50代の娘が相談者です。

母親は若いときからためこみ症で、70歳ころからモノへの執着がますます激しくなったのというのです。

田舎には珍しくない12部屋の戸建て。

壮絶な片づけを娘がやり遂げて、悟った気づきとは?

番組の感想をお伝えします。

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実家が汚部屋に

ためこみ症

どこもかしこもモノがあふれた家

54歳の由美さんは宮城県に住み、岩手県花巻市の実家について悩み、「ウチ、断捨離しました」に応募しました。

  • 父は元教師・84歳
  • 母 80歳

父親は両手に持った杖をつきながら、やっと歩いている状態です。

岩手県の実家は寝室も台所もモノが非常に多くて危険なため、由美さん家の近くに借りたマンションに住む両親。

いずれは住み慣れたわが家で、寝泊まりしたい希望があるとのこと。

ところが12部屋もある岩手県の家は、尋常でないほど大量のモノが詰め込まれて、部屋の中に入ることができません。

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80代親の家は壮絶なゴミ屋敷で、冷蔵庫にはパンパンに食材に詰め込まれていますが、2年以上もそのまま……。 

物への執着が強い母親

ウチ断捨離しました・テレビ番組・やましたひでこ

母は捨てられない性格だった

言い忘れていましたが、このブログ内の画像は、私が自分のカメラで撮影した写真であることをご了承下さい。

さて、80代の両親は、娘ふたりを厳しく育てました。

教師という職業柄もあって、他の生徒の模範となるような子どもでいてほしかったのでしょう。

由美さんにはお姉さんがいますが、5年前に実家の片づけが元で、お母さんと大げんか。

断絶してしまいます。

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 昭和15年ころに生まれたお母さんは、戦前の教えを受けた方。

この年代にとって、親は絶対です。

口答えは許されません。

娘が勝手に捨てると、ネチネチといつまでもそのことを責める性格。

執着が強いのですね。

それでも、片づけの了解を取り、宮城から岩手に来た由美さんはホテルに泊まりながら1週間で壮絶な汚部屋を片づけます。

集中して断捨離

ウチ断捨離しました・テレビ番組・やましたひでこ

170袋のゴミ

廊下に積み上げてあった梅干しなどの食品や乾物、ペットボトル飲料は業者に依頼。

しかし、12部屋に詰め込んだ衣類や書籍、書類は膨大です。

  • 母親が生きているうちに片づけるべきか
  • 死んだ後で波風立てずに遺品整理をするか

由美さんは悩みます。

真面目で厳しく、性格が頑な母を、娘たちは怖れていました。 

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 50年前の服はカビだらけ

ウチ断捨離しました・テレビ番組・やましたひでこ

30代の服を捨てなかった80歳母親

和室や寝室に山積みの衣類をかき分けていくと、床に近い所に母親が30代のとき着ていた花柄のスカートが出てきました。

半世紀も湿っぽい部屋に置きっぱなしですから、カビが生えています。

「上に置いてある一部の服のほかは、もう着ることができないから捨てます」と由美さん。

手伝うやましひでこさんが、こう声を掛けました。

モノがありすぎると、執着が強くなります。

この状態の家では、住むことはできません。

だれも由美さんを『親の大切なものを捨てた』と責めませんよ

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 結局、不要な衣類をいれたゴミの袋は170袋に。

そして片づいた頃に母親から携帯電話に、次々とメッセージがくるのです。

「ピンクの草履は捨ててないでしょうね。必要なのよ」

「シュレッダーも要るから、絶対に捨てないで」

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母親のメッセージに、あわてて草履やシュレッダーを探すと、見つけることができました。

やれやれですね。 

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無言の母

毒親・親子関係・心理

片づいた実家を親が訪れる

すっきりと片づいた実家を、80代両親が点検にやってきます。

「世話を掛けたね」と娘をねぎらう父親。

なんと母は無言で家に入ると、隅々を確認し「机がない」と、不機嫌に。

机で作業がしたかったのでしょうか。

由美さんはお母さんが趣味にしていた篆刻の道具は保管しています。

そしてピンクの草履を眺める母……。

自分の老いを認めることができずに、若さにも執着があるように私の目に映りました。

片づけ・捨て活・断捨離

孫の作品を保管していた母

「お母さんが孫達の作文やお絵かきを大切に仕舞っておいてくれて、うれしかった」と、由美さんがいうと、お母さんはやっと表情を柔らかくしました。

「ありがとう」

母はようやく一言、お礼を口に。

片づけで尊厳を取り戻す

地方の空き家・汚部屋

放置された家

私が記録した山村の写真です。

地方には戸建て住居が多く、なかにはこの画像のようにモノが散乱したまま放置された家も目立つようになっています。

由美さんは、お母さんの気持ちにたいへんに遠慮しながらも、実家の片づけを完徹させました。

やましたひでこさんが、こう評価します。

「やりきりましたね。

わだかまりがあっても、親を思う力が強かったからできたのです。

物が大量にあって、どこから手を付けたらよいのか解らない家に住むことは、人間の尊厳を傷つけるものです。

人としての尊厳を、断捨離を通し、取り戻してほしいですね

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 そして、由美さん自身の気づきも。

「親子ゲンカの原因は、お母さんがモノを溜め込んで、家を汚くしたからだと思っていました。

でも、本人達はそういう状態を何とも思っていない。

片づけが進むにつれて、親へのわだかまりを持っていた自分が一番救われました

www.bs-asahi.co.jp

1月11日ころまでポータブルテレビTVerにて視聴できます。

 

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まとめ

親世代のためこみ症は、深刻です。

80代は親としてのプライドが高く、子どもに意見を言わせません。

なぜなら当時の教育が、子は親に孝行を尽くすものだと教えられたからです。

しかし、100歳まで生きる女性が多くなったご長寿時代、80代でも片づけは大切ですね。

由美さんの奮闘ぶりが感動的!

テレビ番組「ウチ断捨離しました」感想をお伝えしました。

 

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