築250年の古民家に、79歳の父がひとり暮らしだと、娘としては心配になるのでしょう。
BS朝日「ウチ断捨離しました」は、宮城県石巻市の大きな古い家が舞台。
8つの部屋があり、どの部屋もモノであふれかえっているのですから、大変ですね。
「宮城発! 番組史上最大の物量 古民家から父娘がSOS 前編」の感想をお伝えします。
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モノの量は最大級
ブログ画像は、私がカメラ撮影した写真であることをご了承下さい。
「ウチ断捨離しました」
やましたひでこさんも白旗をあげるほど、モノがあふれたお宅です。
宮城県石巻市の高台に建つ古民家。
- 父親 とらきちさん 79歳
ひとり暮らしの父は、こけしのコレクターであり、工藝品を数多く集めてきました。
ゴルフや麻雀にボランティア活動、そして庭仕事と毎日がとにかく忙しい。
築250年以上の古民家には、15畳の居間など、8つの部屋があります。
別の所に住む娘のあきこさんが心配して、番組に応募。
モノに執着する理由は?
自炊生活の父親が、モノであふれさせたのは祖母が亡くなってから。
モノに執着し、ガンコな父親に、あきこさんは、あまり強く言えません。
祖父96歳と祖母94歳が天寿を全うし、ひとり暮らしをするうちに、全ての部屋がモノであふれてしまったのです。
家中のあらゆる部屋が、モノで埋まったのは捨てられない性格のため。
ワインのコルクも箱いっぱいに溜まり、何かに使えるからと、捨てませんでした。
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寂しさをモノで埋めて
寝室のベッドの周囲も物だらけ。
ですが、父親は「モノに囲まれて幸せだ」と。
やましたひでこさんも絶句。
妻は53歳で死去し、息子さんも突然の心筋梗塞で36で逝去するという不幸に見舞われ、いま家族は父と娘と、その子ども(21歳・女性)だけ。
「食べる空間と寝る空間を片づけませんか」
やましたさんが静かに諭します。
田舎の家は大きいだけに、たくさんのモノをため込んでしまいがちです。
台所の断捨離
いざ片づけ始めると、父は意外にも捨てることに賛成したのです。
「ほんとうは片づけたいけれど、諦めていた」
孫ののぞみさんは、
「子どもの頃はよく遊びに来ていたの。
その頃はよく片付いて、清潔だったよ。
ひいじいちゃんやひいばあちゃんが亡くなってから、モノが増えた」
助っ人6人で床が見える状態になります。
寂しさをモノで埋めていたのでしょう。
大切な物を選ぶ
「片づければ片づけるほど、家がよみがえる。お父さんも若返りますよ」
やましたひでこさんの言葉に、さらに奮起するお父さんです。
ところで、あきこさんは18歳で結婚。
離婚したのは、母と兄が相次いで亡くなった頃でした。
3児を抱えて介護福祉士の仕事に就き、懸命に働いたそうです。
大腸ガンになったため、実家を気にかけながらも、片づけられなかったのですね。
片づけはハイスピード
父は次第に断捨離にハマり、ソファやトランクケースなど昔、家族が使っていたモノを処分。
1日で2部屋を空にするほど。
「環境が整ったら、父と同居してもいい」と、あきこさん。
ところが、父が急に「もうやりたくない」と言い出すところで、前編は終わります。
後編が気になりますね。
TVerで視聴が可能です。
まとめ
東北の沿岸部は東日本大震災で、津波により大きな被害を受けました。
あきこさんの実家は高台のため、津波には襲われなかったけれど、被害を目の当たりをしたことでしょう。
心の傷は見えませんが、なかなか癒えないのですね。
ほんと、地方はひとり暮らしの高齢者が、大きな古い家に住んでいますから、私も人ごとでありません。
趣味のモノやコレクションは、ほどほどにしたい。
ということで「ウチ断捨離しました」の感想をお伝えしました。
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