コロナ禍のせいで、おうち時間が長くなった方がほとんどですね。
私はモノにあふれた住環境を改善しようと、この4年にわたり不要品を捨て、ピアノや学習机も処分。
それでも、まだスッキリとしておらず、雑然としているのが悩みです。
そんなときに、やましたひでこさんの本『1日5分からの断捨離・モノが減ると時間が増える』を読み、片づけ意識が高まったので、レビューします。
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断捨離はするか、しないか
やましたひでこさんといえば、断捨離の提唱者です。
BS朝日「ウチ、断捨離しました！」では、応募した相談者の住まいを劇的スッキリ空間に。
それにしても、住まいの有り様は人それぞれです。
片づけても片づけても、元の木阿弥というお宅も。
「できる・できないか」ではありません。
断捨離はするか、しないか。
そう『1日5分からの断捨離』本の扉に、書いてあります。
そうか、実行する気持ちのスイッチが、なにより必要ですね。
きほんの3ステップとは
断捨離きほんのステップが、まず書かれています。
- ゴミ袋を用意する
- いらないモノをゴミ袋に入れる
- ゴミ袋を家の外に出す
私は2ページを読んで、ハッとしました。
ゴミ袋を家の外に出さなかったばかりに、なんだか惜しくなって元に戻した!！
それは本です。
ブックオフに持って行こうとしたけれど、ぐずぐずし、家の中に。
そうすると、袋が目に入り、執着心が宿ったに違いありません。
不要品は速やかに家の外へ出すことが、おうちスッキリには肝心なのでしょう。
住空間が人生を作る
はじめにのページに、こうありました。
「断捨離をする・しない」ではあなたの人生によって、天と地の差があるということ。
生活空間が心の状態をつくり、身体の状態をつくり、人間関係をつくり、あなた自身の人生をつくっているのです。
『1日5分からの断捨離・モノが減ると、時間が増える 』14ページ
家を建てて30年、住空間が及ぼす影響について真剣になったのは、貯め代ブログを立ち上げてから。
ずっとモノに、乗っ取られた暮らしをしてきました。
買い物にはお金が 必要ですが、安易に買ったもので、家があふれかえっていたのです。
娘からは「家が汚い」と叱られて……。
「全部捨ててしまえ」コール。
夫婦関係も最悪。
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断捨離トレーニング
断捨離がヨガの哲学を元にしていることは、あなたもご存じでしょう。
断……なだれ込むモノを断つ
捨……ガラクタを捨てる
離……断と捨を繰り返して、モノの執着から離れていく
買い物をストレス発散や、レジャー化すると頻繁に買う羽目に。
そうするとたちまち家は、モノが増えます。
さらに、買う行為は自分が持っているお金と人生の時間を減らします。
モノが減ると、 時間が増えるというのはお金と時間の浪費をしないということなのでしょうね。
空間と時間のクリエイターに
断捨離に、まとまった時間はいりません。
本の23ページで、やましたさんは断言。
大量のモノも、目の前の一つから始まる。
生活しているかぎり、すぐ散らかるのは当たり前。
家が大きかろうが、小さかろうが誰もがモノを溜め込む傾向がある。
休みの日にドカンと大量のモノを処分するには、日々のチマチマとした断捨離がポイント。
毎日コツコツと心がけておく。
これだけで意識がモノ減らしに向かっています。
いきなりでなく、日々の意識。
自分が空間と住まいのクリエイターであるということを 、心に刻む。
断捨離はハードルが高いと、よく聞きます。
確かにモノを厳選して、あとは捨てよというのは、心に染み付いた「もったいない」精神に反するようで、辛い。
でも、目の前の不要品を捨てることなら、できるではありませんか！
まとめ
たった5分で出来るわけがない。
そんなふうに思ってしまったら、永遠にゴールに近づけません。
ちゃんとできなくてもOK。
やましたひでこさんのイメージは厳しい人でしたが、この「1日5分からの断捨離」は語り口が優しい。
冷蔵庫やクローゼットなど場所別に解説しているので、片づけ初心者にもオススメの1冊です。
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