2021/11/16更新しました
せっかく断捨離しても、きれいを保つのは難しい。
2021年4月12日放送のBS朝日『ウチ断捨離しました』は、1年前に片づけた伝説のゴミ屋敷・実家が再登場しました。
50代娘が、モノがあふれた実家の片づけをしてから1年後、果たして状況は!
84歳の両親はリバウンドし、やっぱりモノの洪水のなかで溺れていたのです。
番組の感想をお伝えします。
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ゴミ屋敷リターンズ
1年前の放送で、ゴミのなかで暮らす84歳のご夫婦の姿に、目を覆いたくなった方も多いでしょう。
高校の教員だったお父さんと、看護師として働いてきたお母さんが暮らす家は、伝説に残るゴミ屋敷。
東京・板橋区の3LDKは、25年前に建て替えられた戸建て。
50代の娘・かおりさんはカフェや民泊事業を営みながら、ご両親を見守ってきました。
あまりのゴミ屋敷ぶりに老親の健康を心配して、『ウチ断捨離しました」のテレビ番組に応募。
なお、ブログの画像はわが家の実情を、カメラ撮影したものなのでご了承ください。
やましたひでこさんのアドバイスのもと、きれいになったのですが……。
1年を経たら、また元のような汚部屋となっていたのですね。
長年、ゴミ屋敷に暮らしていたため、高齢の両親はごちゃごちゃに馴染んでいるのかもしれません。
捨てられない・片づけられないは病だと改めて感じた次第です。
しかし、この1年の間にご両親はさらに老いました。
お父さんは脳こうそくに倒れ、救急搬送。
「断捨離のおかげで、救急隊員が家の中に入れた」と、ご両親は片づけの効果を認めています。
片づけ強硬の娘
高齢のお父さんは脳こうそくを患いましたが、後遺症を今のところ、テレビ画面からは感じられません。
一方のお母さんは、足腰が弱っているように映りました。
「お父さんがゆっくり休める家にしたい」
それが、かおりさんの願いです。
こちらのお宅には、闇の寝室があり、そこはすっかり物置部屋。
しかも、お父さんはモノの隙間に体を横たえて、睡眠を摂っている。
「日本の各地で、親がため込んだ物量の多さに悲鳴を上げる子ども世代がいます。
危険な家に生活する親御さんを見ていられないというかおりさんの気持ちを大切にして、進めていきましょう」と、やましたさん。
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親子の確執が露わに
かおりさんは友人たちとチームを結成し、実家の片づけに取りかかります。
しかし、お父さんとお母さんはそんなに協力的ではありません。
84歳なので、片づけなんて面倒なことをしたくないという表情なのです。
そもそもお母さんは、掃除や片づけが苦手なのでしょう。
「先延ばしするうちに、どこから手をつけていいのかわからなくなった」とお母さん。
それに対してかおりさんは、「ふたりとも厳しい親で、とても正しいことを言う人たちでした。
それなのに自分たちは家を散らかし放題なので、思春期の頃から反発。
とくに中学の時に、バンド活動をしたかったのに、父に頭から反対され、できなかった」と。
うーん、親子の確執は根深いようです。
片づけて安全に
84歳のお父さんの寝室からは、大量の背広が出てきて、ほこりまみれ。
もう着ることがない服を袋に詰める断捨離チーム。
パソコンディスクも移動させたころには、日が暮れていました。
お母さんはすっかり疲れて、うんざりとしたみたい。
きっと、日常を送るのが、やっとなのではないでしょうか。
このお宅には、ヘルパーさんが必要だと私は感じました。
- お母さんにはもう、毎日の掃除をする気力がない。
- しまい込むと忘れるため、出しっぱなし。
次週に後編が放送されます。
超絶“ゴミ屋敷!?”リターンズ(前編)娘軍団 vs 80代両親 | ウチ、“断捨離”しました! | BS朝日
老いたら、戸建てを維持するのは難しくなるのでしょうね。
このご夫婦は、有料老人ホームなどで暮らしたほうが良いのでは?
年金をたくさん受給されているはずなので、家を手放し、介護付きの施設に入所されたほうが安全安心なのではと、勝手ながら感じました。
この回はTVerで視聴可能です。
まとめ
壮絶なゴミ屋敷を片づけても、リバウンドしてしまった。
50代の娘さんは、心底がっかりした表情です。
ところでお父さんは脳こうそくだと、徐々に血管性認知症になる可能性があります。
私の母は59歳のとき、脳こうそくで倒れました。
そのときは後遺症がなかったけれど、70歳を過ぎたらすっかり全身筋力と認知機能も衰えてしまったのです。
番組のご夫婦は、妻が夫を介護するのは難しいように見受けられました。
度を過ぎた「捨てられない 」は、病気のひとつだと感じます。
次週はどうなるのか気になりますね。
「ウチ断捨離しました」テレビ番組の感想をお伝えしました。
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