郊外をドライブしたり散策したりすると、廃墟となった空き家に遭遇することがあります。
過疎化と空き家、そして電気や灯油・水道の値上げにより、暮らしが崩壊しつつあることを考えます。
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高齢化の果てに
元は地主だったのではないでしょうか。
文化財になってもおかしくないような建物です。
代替わりするうちに都会にみんな出て、空き家になったのでしょう。
取り壊すのもコストがかかりそうな立派なお屋敷。
周辺は自然ゆたかで、古い遺跡がザクザク発掘された場所。
それにしても代々に渡る家の維持は、困難な時代ですね。
残置物が多いと、取り壊しにもお金が余計にかかります。
便利さの果てにゴミの山
こちらのおうちを通りかかったのは、8年前でしょうか。
当時、住んでいる方がいたのかもしれません。
かやぶき屋根は、珍しい。
30年に一度、葺き替えが必要とされるかやぶき屋根。
メンテナンス費用は、トタン屋根よりずっと高い。
家は一代限りと考えた方が良さそう。
理由はライフスタイルが激変し、家の重圧や墓守はすでに過去のもの。
個人の意志が尊重されます。
そしてゴミだらけの実家になるほど、子孫が寄りつかない。
値上げと低年金
私は買わない生活をして、暮らしのこまめな見直しにより、減らしているところ。
ところが節約しても、いろんなものが値上げして、追いつかないのが実情です。
灯油や電気代がさらに高騰すれば、暖房費に事欠くでしょう。
そして田舎には大きな家が多いため、モノの堆積がすごいのですよ。
何世代も前の遺品が放置されていることも、少なくありません。
まさしく腐動産です。
10年前の缶詰が出てきたり、魔窟と化した廃墟の片づけは怖い。
仕事だからできるのでしょうね。
まとめ
少子高齢化は、田舎に行くほど顕著です。
かつての豪邸が廃墟になる「廃墟ツアー」に事欠きません。
老朽化しているインフラも危うい。
なんと私の町は、水道料金も値上げを検討していると言うのです(>o<)
そんな地方の現実をお伝えしました。
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