高齢になればなるほど、身体は動かなくなり、モノは増えていきます。
ゴミ出しがめんどうになることや、ゴミ分別やゴミの日がわからなくなることで、ゴミ山ができてしまう。
すさまじいごみ屋敷となった祖父母の家を、孫娘が片づけた体験に驚いたので、生前整理について考えます。
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90代になると家事がめんどうに
ご夫婦そろって90代ですから、本来ならめでたい長寿です。
でも賃貸のお部屋を、ごみ屋敷にしていたら、親族はほっとけない。
それで、業者に依頼したというのが、私が読んだエッセオンラインの記事の内容です。
90代老夫婦のゴミ屋敷掃除。浴室の扉を開けるとそこは「地獄の光景」でした… | ESSEonline(エッセ オンライン)
開かずの扉を開けたら、そこは浴室。
バスタブに大量の残飯が投げ込まれ、湧いた虫と腐敗臭でドロドロだったというのです。
このヒドいごみ屋敷を、孫娘は業者さんと片づけるのですから、なんて孝行孫でしょうか。
処分費用は?
しかもトイレの床には謎のタッパーが置いてあり、その中身は!
……
ぬかみそというのですから、絶句。
トラック7台分の処分となり、片づけに掛かった費用は70万円。
片づけてから5年も祖父母を介護したという西園フミコさん。
繰り返しますが、おじいちゃん、おばあちゃん孝行ですね。
片づけ費用は、祖父母の貯金や年金かと思いきや、急死した叔父さん(著者の父の弟)が残した遺産とのこと。
どうやらお金が乏しい祖父母みたい。
壮絶な片づけですが、この体験を漫画の同人誌に発表すると、「実はうちも同じ状態だった」という声が多数だったとか。
そういえば、私の近所の高齢者はたいてい、モノをたくさん持ち、外から戸建ての窓に段ボールがあるのが見える!
いまや、珍しくないごみ屋敷と言えるでしょう。
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平均は50万円
あと30年もすれば、私は90代になります。
よちよち歩きの孫は30代になるわけで、可愛い孫に汚部屋の片づけ苦労を味あわせたくありません。
Yahoo!に、ゴミの撤去費用についてコメントがあるので、引用します。
不動産取引に関わっています。
家屋解体の際、残置物は別処分となり、おおよそ家一軒50万円、明らかにみっちり詰まっているとそれ以上にかかります。
「もったいない」と溜め込んだ物が、これだけの出費につながるとの認識を広めて欲しいです。
90代祖父母のゴミ屋敷を大掃除。扉の向こうに広がっていたのは「地獄の光景」だった(ESSE-online) - Yahoo!ニュース
「もったいない精神」が、後で高くつくとしたら、悲しい。
家の解体費用と、残置物は別!
おおよそ50万円ですって(>o<)
冷蔵庫にカビだらけの食べ物が、いくつもあるのは認知症のサインです。
生前整理
私は娘たちを育てていたとき、仕事と家事と育児で手一杯で、家の中はとっ散らかっていました。
今でも娘たちは私に「ちゃんと片づけてね」と、言うことがあります(@@;)
処分できるモノは早めに、ゴミの日に出しましょう。
そのうち財政難で、なんでも有料になるかもしれませんから。
まとめ
90代の高齢者に、片づけや日々の家事は負担が大きいことに気づきました。
近所のお年寄りのお宅に伺ったとき、モノがうずたかく積まれて、石油ストーブからもしも出火したら、モノにつまづいて逃げられないだろうなと、思ったことが。
多すぎるモノは処分費用が割高ですし、子や孫のためにもスッキリ生活を心がけたいですね。
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