2023/09/22更新しました。
知り合いのおうちを訪ねることがあります。
80代ひとり暮らしの女性の持ち家は、ほんとモノが多い。
玄関先からモノが積まれて、出入りが不便そう。
60歳からは買わない生活で、ゴミ処理の負担を減らすことが、大切と考えます。
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モノがあふれている高齢者の家
他人の目からすると、「捨てれば良いのに」と思うのですが、高齢者にとっては思い出がしみ込んでいるのでしょう。
- ホコリを被った置物や飾り物
- 亡くなったご主人の帽子
- 亡くなったご主人が表彰されたときの記念品
80代女性にとって、夫との思い出が生きがいなのかもしれません。
「やさしい人だったのよ」
その女性はまるで恋する乙女のような顔で、私に言いました。
それから、こうも話したのです。
「子どもが来ると、なんでもかんでも捨てようとするの」
まだ使えるものを処分されて、困るとのこと。
「床にモノがあると、転倒の原因になるから片づけたのでしょう」と、私は当たり障りなく答えました。
ほんとモノが積み上がって、見るからに危険な住まい。
実はそういうおうちは、1軒だけでありません。
10軒のうち半分以上が、たくさんのモノをあふれさせています。
ゴミ処理コストは2兆円
ぽいぽい袋に詰めて、燃やせるゴミの日に出していますが、すべて税金です。
環境省のデータによると、平成21年度には約1兆8000億円のお金がゴミ処理にかかっているとか。
10年以上前の試算ですから、今なら2兆円でしょうか。
- 国民一人当たり、一日約40円
- 1年間では約14000円
増税はイヤ、ゴミをたくさん出すでは、道理が通らなくなりそう。
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ごみ屋敷
空き家が多いのが、地方の現実です。
その一歩手前の高齢者のひとり住まい。
衣類の山が部屋を埋め尽くして、火事になったら逃げられないのではないかと、感じたお宅も。
地域にそういうお宅が何軒もあります。
もしも一斉にゴミ出しをしたら、自治体のゴミ処分場がパンクしそうなのです。
60歳からの買わない生活
かなり減らしたつもりでも、夏服や冬服で、クローゼットはパンパンです。
- 捨てることが不安?
- 将来の年金が少ないから?
むりに捨てようとすると、メンタルが消耗するので、小休止。
使い果たす生活が私の理想です。
稲垣えみ子さんの襤褸(ぼろ)に、襤褸を重ねたエプロンは衝撃でした。
なにしろポケットが、古い靴下をリメイクしたものだった……。
これからは着物リメイクを趣味にして、買わない生活をしたい。
娘たちにゆずろうなんて微塵も考えず、家も着物も食器も私が使い果たして、処分していこう。
8年間で5千万円を貯めたという30代男性のYouTube。
謙虚に生きることをオススメしています。
まとめ
スキンケアや服を「買わない生活」を心がけています。
理由は、クローゼットにまだ着る服があるから。
それにしても高齢者の持ち物が多すぎて、他人ながら心配になります。
反面教師にして、60歳からは買わない生活と使い果たす暮らしにシフトしませんか。
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