月の電気代200円というコンパクトな暮らしを実践されている稲垣えみ子さんです。
冷蔵庫も洗濯機もエアコンもなく、どうやって都会で生活していらっしゃるのでしょうか。
NHKあさイチプレミアムトークに登場したので、番組の感想をお伝えします。
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稲垣えみ子さんの暮らし方
50歳まで朝日新聞の新聞記者として働き、現在はカーリーヘアがトレードマークの作家である稲垣えみ子さんです。
1965年生まれ。
バブル世代のため勤務していたころは、たくさんの服を買い、料理は世界中のスパイスを買い集めて、凝ったものを調理していたとか。
いまはキッチン用品を最低限にして、ラク家事を提唱されています。
究極のシンプルライフ
- 冷蔵庫がない
- ガス契約なし
- 洗濯機がない
冷蔵庫がないので野菜を天日干しにして、洗濯はホーローのたらいで手洗い。
そうじは、手ほうきとチリサライでパパッと。
電化製品にお任せすることをやめて、身体を動かして家事をこなすのです。
「独身だからできるのよって、言われますけれど、自分の家事は自分でするのが基本ではないでしょうか」と、稲垣えみ子さん。
家族みんなが、それぞれ自分の身の回りを整えることを提言されました。
とうふやお揚げをメインに
稲垣さんは、カセットコンロでご飯を炊いて、みそ汁の具は天日干しの野菜やお豆腐。
肉や魚を食べたくなったときは外食を利用。
ガス契約をしていないため、銭湯で入浴し、帰りに中華料理屋で老酒と野菜炒めを食べる様子が、あさイチで放送されました。
家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択 [ 稲垣えみ子 ]
デフレやインフレの影響も、ライフスタイル次第というのが、稲垣えみこさんの持論です。
持たない暮らしのきっかけ
稲垣さんが9割の服を処分し、家電も持たない生活に移行したきっかけは、お母さんの老いでした。
家事を完璧にこなしていたお母さんが、高齢になるにつれて、家にあふれるモノを持て余してしまったのです。
「たくさん物が買えることや、海外旅行が生きがいだと、老いとともにできなくなんですね。そして絶望につながります。
お金がなくなる不安や、健康を失う不安に苛まれるのでしょう。
ならば50代のうちからコンパクトに暮らして、朝に見上げる空の碧さや、道ばたの花に楽しみを見つけたいと感じました」
いくら貯めても老後不安はなくならない。
それより自分らしさを大切に。
稲垣さんは、自分の家にモノを置かない代わりに、近所のカフェや銭湯やお豆腐屋さん、食堂を利用。
「利用させてもらうために、自分がよい顧客であることが大切と気づき、前よりにこやかになりました」と。
プレミアムトーク 稲垣えみ子
▽冷蔵庫なし、洗濯機なし、ガス契約なし、月の電気代はなんと200円!
お金や便利なモノに頼らない生き方
▽1日わずか数十分!最低限の家事力で暮らす『ラク家事術』
▽老後不安も解消!人生100年時代を生き抜く秘けつ
▽新聞記者を辞め、暮らしをシフト
真似できそうにないこともありますが、楽しく視聴しました。
NHKプラスの見逃し配信で、見ることが可能。
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感想
稲垣さんは着古したジーンズも、すてきに着こなします。
自作のエプロンは古着の布地を活かして、はっきり言ってすりきれて、襤褸(ボロ)でした。
ただのオバチャンである私が、その格好をしたらホームレスに思われるかもしれません。
「本当はお金持ちだけれど、シンプルライフを実践しているから、着続けているのよ」
古着はそういう方こそ、お似合いだと思いました。
まとめ
電気代200円しか掛からないのは、昼間はカフェを仕事場にしてエアコンを設置せず、夜の灯りは最低限にしているから。
究極のシンプルライフを実践できたら、老後不安が減りそうですが、そのコツは心から楽しめるかにあるでしょう。
稲垣みえ子さんの生き方が勉強になった「あさイチ・プレミアムトーク」感想を、お伝えしました。
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