サイズや規模を小さくすることをダウンサイジングといいます。
小さな暮らしを心がけることで、生活費を縮小し、老後の貯蓄や年金生活に備えると安心ですね。
具体的なダウンサイジングについて考えます。
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生活費の縮小
食品の値上がりがすさまじい。
画像のスイカは6分の1カットで、税込み価格が645円。
熱中症の予防に食べたかったのですが、スーパーに夜7時ころ着いたら、半額でゲットできました。
イカやタコなど半額品を買い揃えて、1,465円の出費です。
暮らしを守るダウンサイジングは、何といってもムダなものを買わないことに限ります。
- サプリメント
- スキンケア用品
- サブスク契約
とくに初回無料に釣られて契約すると、延々とその商品が届くシステムにご注意を。
リウさんの80代お母様に届いた書類を確認したら、読みにくい小さな文字で次回のお届け日が記載されていたそうです。
高齢者をターゲットにした通販には、注意が必要ですね。
住まいのダウンサイジング
住まいが大きいと、それだけ電気代や暖房費がかかります。
固定資産税や築年数を経ると、家のメンテナンスもたいへん。
私の知り合い・70代の女性は戸建てを処分して、駅近の小さなマンションに移り住みました。
夫と死別して、雪かきや庭の手入れを1人でこなすのが無理という理由です。
「徒歩で買い物やクリニックにも行けるから、車も手放したの。
駅が近いと、新幹線で娘が暮らす街へ行くのも便利だわ」
ご主人を亡くされたときは、喪失感でうつ状態に陥ったそうですが、明るさを取り戻したみたい。
この女性は思い切って住まいを替えるため、不用品は業者に処分してもらったとか。
「婚礼ダンスのほか、夫の遺品である本やレコード・背広も手放した。
家を売り、小さな部屋に引越すのだから、モノを厳選したのよ」
そのおかげで年金と夫が残してくれた資産で、100歳まで生きても大丈夫とのこと。
先の見通しがつくと、経済的な不安と決別できそうですね。
生命保険
65歳の夫は5年前に、生命保険を見直しました。
20歳から終身保険付きの定額保険に加入。
やり手の保険のおばちゃんに、だまされてきた、
いえ、鍛えられてきました。
60歳まで入院の保障を1日1万円に設定していたのですが、見直して1日7千円にして、掛け金を抑えました。
やり手の保険のおばちゃんは、終身保険を転換すればいいと執拗にすすめてきたけれど、そこはきっぱり断ったのです。
バブル期の前に加入した終身保険は、年利5パーセント以上のお宝保険だったから。
60歳で払い済みのため、いまでは黙っていても複利で増える。
保険のおばちゃんの言うとおりにしていたら、大損したでしょう。
夫は私と結婚する前から、第○生命とずっと契約。
子どもたちが小さいときは年間40万円以上も掛け金を払いましたが、いまは年12万円です。
生命保険や火災保険など、暮らしを守るダウンサイジングのため年に一度は、見直しましょう。
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マイカー
地方に住んでいるため、自家用車を持っています。
- 普通車のため自動車税 39,500円
- 車検 12~15万円
- 自動車保険 約5万円
- ガソリンは通勤がないため月に8千円ほど
車って便利ですが、お金がかかります。
前述の知人女性70代は車を手放しました。
趣味が釣りの夫も、70代半ばになれば、考えるかもしれません。
今すぐには手放すつもりはないけれど。
ダウンサイジング3つのポイント
生活費のダウンサイジング3つのポイント
- 小さな住まいに引越す
- 生命保険の見直し
- マイカー
大きなポイントはこの3つでしょうか。
さらに本気でコストダウンをするなら、外食をやめて旅行も遠出はしない。
仕事を退職したり、経営していた会社が倒産したり、離婚や死別など人生には想定外のことが起こりがち。
そのためにも普段から小さな暮らしを心がけておくと、いざというとき慌てずに済むかもしれませんね。
まとめ
インフレに収入が追いつかず、さらなる増税となると暮らしは厳しくなります。
削れるものはないか。
できそうな副業は?
普段からアンテナを張り巡らして、生活を守っていきたいですね。
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