私の夢は、物書きになることでした。
主婦でもチャレンジしやすい童話から始めて、小説も書いたことがあります。
公募は落選の嵐、本は部屋中にあふれんばかり。
ファンタジー妻のなれの果てが、いまの私です。
50歳からの趣味は着物。
今日はタンスの中身を見直したので、お伝えします。
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ファンタジーに依存
あなたは、何かにハマっていますか？
買い物依存や薬物中毒、ギャンブル依存など世の中には、いろんな依存症があります。
私は、父親と継母がパチンコ依存だったので、ギャンブルは大嫌い。
けれど、夢を追うことがやめられませんでした。
それで、童話の会や日本児童文学の会に、会費を払ったことがあります。
ワープロを買い、パソコンに移行し、夢は追えど実らず、家は汚部屋に(>o<)
きのう書いた「ウチ断捨離」感想の、きみ子さんに同情したのは自分の過去とだぶったから。
きっときみ子さんは浪費気味で、好きな物をパッと買うタイプかもしれない。
そのこともご主人や、義理の姉の不興を買っている気がします。
私は50歳を過ぎて、自分の現実を知りました。
- 才能まるで無し
- お金なし
- 取りえなし
三無しです(>o<)
老後の貧困が、目の前に迫っていたのです。
夫の不満も爆発寸前。
まず、溜めに溜めた本を処分。
新刊本もあるけれど、ほとんどはブックオフから買った中古本なので、またブックオフへ持って行く。
住宅ローンの金利が高くても、素直に払った私たち夫婦は金融機関のカモでした。
破綻しなかったことは奇跡かもしれません。
しかし、今あらたな問題が！
あと数年で還暦の私なのに、もうひとつの趣味である着物を処分できない……。
着物の整理
片づけのつもりが着付けの練習になるという、ふがいなさ。
伯母からゆずられた紬に、96歳の姑から前にもらった帯を合わせました。
このエンジ色の名古屋帯は、夫の姉の遺品みたい。
私のように背脂たっぷり女は、衣紋を抜いた方がバランスが取れる。
そのことを着物の本で知り、いつもより大きく衣紋を抜きました。
夫の実家の人達は、末息子の嫁である私にやさしい。
そうそう夫には、姉がいました。
嫁ぎ先の同居していた姑から監視されたり、暴言を吐かれたりして、生まれて間もない赤ちゃんを置いて離婚。
うつ病となったので、追い出されたそうです。
精神科の投薬が大量のため、体がむくんで、心不全のため33歳で亡くなっています。
私は会ったことがない義理の姉は、生きていれば70歳。
夫の叔母から「貯め代さん、亡くなった久ちゃんに面差しがよく似てるわ」と、言われたことがあります。
それでは、生きることができなかった義理姉の分まで、もうしばらく着物を楽しんでもよろしいでしょうか。
着物や帯は好きなだけに、捨てられません。
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処分したもの
姑が手縫いした綿入れを1枚処分。
でも、雪が降ったら寒いし、羽織ると暖かいかな。
揺れる心。
さらに羽織裏のような布も捨て活。
処分しようと袋に詰めたら、すみやかにゴミ置き場へ。
理由は、また元に戻すことがないように。
片づけのコツの一つが、捨てたモノを戻さないこと。
私はため込むのが好きでしたが、きれい好きで几帳面な家族にしたら、我慢ならない存在だったのでしょう。
ヤバいよヤバい。
ゴミに埋もれて、セルフネグレクトにならないようにしなきゃ。
まとめ
ファンタジー妻を愛してくれる奇特な亭主がどこかに居ればよいのですが、私は出会いませんでした。
きれい好きな夫のためにも、不要品を片づけなきゃ。
寝室にタンスがあるので、ふだん着用の帯の引き出しを見直したことをお伝えしました。
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