家の中を片づけ、子ども部屋の机を処分し、カーペットも捨てました。 それからフローリングにワックス掛けを。
どうです、このつや!
築26年の古民家に見えないでしょうと、自画自賛。
シンプルライフをめざしてから3年になります。汚部屋からの回復は一朝一夕にはいかず、段階を踏んで徐々にやるしかなかった。
まだ途上ですが、1カ所を片づけて気づいた心境の変化をお伝えします。
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モノとお金に支配される心
前から捨てようと考えつつも、このマガジンラックを処分できずにいました。
結婚祝いに友人から頂いたのです、針箱や小物を入れる小箪笥とセットで。大切にしていましたが、紙が剥がれて無残に。
仕方がありません、30年前の頂き物ですから。
ありがとうの言葉を掛けて、ゴミとして処分しました。
机を解体して大型ゴミに出し、カーペットも剥がしたところ、10年以上も敷きっぱなしのため、劣化して砂みたいな粉が!
掃除で吸わせたり、ほうきで掃いたり、雑巾でふいたり。
ワックスを掛けるまでに、けっこう手間取りましたね。
でも、作業の甲斐がありました。床面が広い。
それに掃除をプロに依頼するとお金がかかりますが、自分でやるとタダ。
「旦那に手伝わせないのか」
id:papayapapaさんから、そんなご意見を頂きました。
仕事場の上司でもある夫は、二言目には「お前がふだんから片づけておかないから手間を食うんだ。いつも俺が言っているだろう、掃除をもっとしろと…………」と、上から目線でうるさいんです😿
5歳も年上だから逆らわないけれど、ときに卒婚という言葉が脳裏をよぎる。
まあね、経済力がない私なので、熟年離婚は考えていません。わざわざ離婚しなくても、いずれ死がふたりを分かつので。
汚部屋の名残り
こんな恥ずかしい写真をアップしたのは、実は奥の部屋がまだ途上だから。1年以上前は家中がこんなふうに衣類が散乱。
衣類は増えすぎると、ほんとたちが悪い。始末に負えません。
消費の奴隷になっていた私は、貯金が少ない(@@;)
しかも自営業の夫婦のため年金もごくわずか、ネガティブに捉えると、お先真っ暗。
不安はモノとお金に心が支配されている証拠
「あれがほしい」、「これも買いたい」という過剰な欲求と同じように、お金が足りないのではないかという不安はきりがありませんね。
それに、不安は妄想に過ぎません。
妄想は妄想を呼び、考えるほどに負のループに陥るもの。
日本人は世間体を気にするあまり、自分で自分を縛り、横並びであろうとします。
集団から抜け出したり、飛び出したりすることが恐い。
モノを買うのも、みんなが持っているから安心とか、あの人たちより高級なモノを持ち優越感を覚えたいとか、そんな心理も。
個人主義の欧州は意外なほど質実、つまりケチ。
自分流のライフスタイルを貫く人が多いのだそうです。
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モノを減らすために
今回、片づけたのは手前の部屋です。14畳の細長い部屋を姉妹で使わせました。
その子どもたちも巣立って、早7年。
子どもが高校生のときに使った辞典は残したものがありますが、紙のリサイクルへ出しました。
子どもの服は安物なのでメリカリは利用せず、衣類のリサイクルへ。
買わない生活を続けるとともに、処分すればモノは確実に減ります。
娘は父親にそっくりな性格で完璧主義ですから、さらにダメだしされるかも。
しかし、フローリングにワックスを掛けて、つやを出したら気持ちがスッキリしました。
悩みや不安を覚えたら大掃除をするのが、心に効く薬のようです。
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