今夏は気温35度以上の暑い日が、続いています。
エアコンの部屋から出たくなくても、通勤や買い物など外出が避けられません。
外の熱風と室内の涼しく快適な気温との温度差が意外なほど体に堪えて、秋になるとだるくてしょうがないという経験はありませんか。
アラフィフの私はこれまでよく夏バテをしていました。
そこで今のうちから夏バテを改善しようと、和食を心がけています。
簡単に作ることができる手料理、シジミのお味噌汁やとろろ蕎麦、ナスのシソ巻きを紹介します。
とろろ蕎麦
お昼ご飯によく作ります。うちは自営業のため3食すべて手料理を、夫と食しています。
とろろ蕎麦レシピ
- 乾麺のそばを袋の説明書きに従い、4~5分ほど茹でて冷水でもみ洗い。
- 長いもをすりおろして、蕎麦の上にかけて冷たいめんつゆでいただきます。
長いもの効用
胃粘膜を保護するぬめり成分や、消化酵素のジアスターゼを含むので、胃にもたれません。
カロリーが低く、ダイエット効果もあるでしょう。
カリウムが豊富で、体内の水分バランスを正常にします。
ナスのシソ巻き
夏の定番おかずが、ナスのシソ巻きです。
レシピ
- ナスを縦に切って、みりんを合わせた味噌を小さじ2分の1くらい塗って、シソにくるみます。
- オリーブオイルを敷いたフライパンで焼く。火は弱火でじっくり。ナスの水分で焼くようにして、私は差し水はしません。
効用
赤しそはアントシアニンが豊富で、抗酸化作用が強い。
赤しそがたくさん手に入ったときは、赤しそジュースを作るとさっぱりした飲み心地で、喉を潤してくれますね。
ナスは紫色の皮に『ナスニン』というポリフェノールが多くて、抗酸化作用があります。
ということで、ダブルの抗酸化作用が期待でき、夏の暑さで酸化しがちな体を、元にもどす。
5~6分焼けば、香ばしい香りがしてきます。
今回は水ナスを使ったので、トロトロのナスが味噌とハーモニー。
晩酌のおつまみにも、ご飯のおかずとしても箸がすすみます。
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シジミのお味噌汁
シジミは冷凍すると栄養価が増すと聞いたので、砂抜きをしたらきれいに洗い、冷凍庫に一晩おきました。
レシピ
水を張った鍋に冷凍のままシジミを投入し、火にかけます。
煮立ってくるとアクが出てくるので、お玉ですくい、お味噌を溶かします。
わが家は赤だしが好きなので、赤味噌です。夏場は汗をかくので、お味噌汁やスープが欠かせません。
夏の冷製スープは、ちょきさんが詳しいレシピをアップしていますので、参考にどうぞ。
効能
しじみは肝臓の解毒を助けてくれるオルニチンや、亜鉛を含みます。
サプリメントもありますが、わが家は国産のシジミを買い、お味噌汁にして食べています。
夕べのメニューです。
ナスの揚げ浸しとトンカツ、ミニトマト、ニンジンと桜エビのかき揚げ、シジミのお味噌汁には青ネギを散らしました。
買い物に行ったら、国産豚ロースが見切り品でちょうど安かったんです。なので、その日のうちにトンカツにしました。
豚肉は疲労回復に役立つビタミンB1が豊富ですから、薄切りなら豚しゃぶもおいしいですね。
枝豆も今が旬の季節です。
まとめ
厳しい夏の暑さはいつまで続くのかと、げんなりしている方も少なくないでしょう。
食欲減退には、とろろ蕎麦がおすすめです。
少し食欲が出てきたときは、ナスのシソ巻きやナスの揚げ浸し、そしてシジミのお味噌汁で活力アップを!
夏バテに役立つ『貯め代流の簡単な和食』をお伝えしました。
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