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死ぬこと以外かすり傷!箕輪厚介さんが語る「熱狂」とは

死ぬこと以外かすり傷

『死ぬこと以外かすり傷』を読みました

幻冬舎といえば、ヒット書籍を世に売り出す出版社です。

『死ぬこと以外にかすり傷』は、幻冬舎の敏腕編集者である箕輪厚介さんの本。

投資家の与沢翼さんや幻冬舎の社長である見城徹氏の本をプロデュースしたことはよく知られていますが、起業家でもあり、まさに八面六臂の活躍とのこと。

『死ぬこと以外かすり傷』このタイトルの魅力的なこと!

ということで、オバチャンがレビューします。

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死ぬこと以外かすり傷

箕輪厚介

価値の転換期についていける?

1985年に東京に生まれた箕輪厚介氏の著書「死ぬこと以外かすり傷」は、まず本の装丁が面白い。

心から楽しんで笑っている箕輪さん自身の顔が、表紙と裏表紙にあるんです。

そして、見返しに「ルールが変わる。無知こそ武器だ。考える前に飛べ!」と、デカデカと文字が躍る。

50代の私は、その言葉に度肝を抜かれてしまう。

だって、考える前に飛んだら、骨折してしまうじゃないか(~_~;)

そうです、この本は若い世代に向けて、メッセージを発しているんですね。

オバチャンの私ですが、せっかくなので最後まで読んだのですよ。

ルールが変わる

それは、世の中が激変するということなのではないでしょうか。

若い方はテレビに見向きせず、YouTubeやNetflixを視聴していますから、シニア世代とは考え方が違います。

シニアは、テレビのコメンテーターがしゃべることを鵜呑みにして、銀行はつぶれないと考えがちだし、お金があれば老後は安心と信じています。

一方、若い人は真逆でしょう。

世代間のズレは、これから社会問題になりそう。

そんな世の中に、箕輪さんが一石を投じる本です。

夢中になれるものがあるか?

死ぬこと以外かすり傷

南部鉄器は職人仕事により制作される

『死ぬこと以外かすり傷』には、箕輪さんの仕事に対する熱意にページを割いています。

本を出版するのが主な業務の幻冬舎に勤めて、斬新な企画を次々と打ち出してきた、その過程もスゴイ。

本の目次だけ並べても、言葉の熱量が伝わりませんか?

  • トラブルに身を投げろ
  • 言ってはいけないことを言ってしまえ
  • 退屈な世界に火を放て
  • 自分の手で金を稼げ
  • 自分に何万円の値札を貼るか
  • 社員を奴隷にする会社は捨てろ
  • 恥をかけ、血を流せ
  • 教祖になれ
  • 何かひとつでトップになれ

これは一部ですが、刺激的なキャッチコピーですね。

さすが編集者です。

私って、3万円の値札を自分につけても大丈夫かしら?

夫に尋ねると、「お、お前にそんな金を払う奴はいねえぞ。鏡を見てみろ!」

え?

そういう意味じゃなくて……(~_~;)

本に話を戻しますね。

ホリエモンこと堀江貴文氏や、カジノで会社のお金を10億円以上使い込んだ王子製紙の元会長・井川意高氏との交流もあり、読ませますね。

そして、人は刑に服したからといって、本質は変わらないという文章にビックリ。

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熱中せよ

死ぬこと以外かすり傷

好きで夢中になれることが自分を変える

努力は夢中に勝てない。

この言葉は、本の終盤に出てきます。

夢中でやっていることは、努力に勝るというのです。

そういえば、私は努力家でした。

しかし、勉強はやったけれど大学受験に失敗し、就きたかった仕事には就けず、これまで夫の稼ぎに頼り切り。

まあ、こういう生き方は箕輪さんにしたら、「考えられない」でしょう。

主体性がありませんから。

箕輪三の働き方は独特です。

  • 寝食を忘れて、全身全霊で打ち込む。
  • 目の前のことにどれだけ夢中になれるか
  • 熱狂できるか

夢中になれるものがない方は、うだうだと考えすぎないで誘いを受けて、とにかく動けと語っています。

小さな成功体験を積み重ねていくと、人生を賭けて夢中になれることが見つかるよ。

そう説いているんですね。

死ぬこと以外はかすり傷

著者は箕輪暑介(みのわこうすけ)

マガジンハウス刊

ベーシックインカム

前に「これからを生きるための無敵のお金の話」を読んだとき、ベーシックインカムのことが書いてありました。

www.tameyo.jp

ベーシックインカムとは、最低限所得保障の一種で、政府が全ての国民に最低限の生活を送れる現金を支払うという制度。

そうなったら、うれしいですね。

私は老後資金がないうえに、年金も乏しいから。

箕輪さんは、「お金のために働かなくてもよくなるかもしれない。そうなったら、ますます生きがいがポイントになりますよ」というようなことも述べています。

ここ1カ月で、私が夢中になったのは、古い大島紬に裏地を付け替えたことですが、無心になって取り組めることは、自分を変えるきっかけとなりそう。 

www.tameyo.jp 

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まとめ

この本を読むまで、箕輪暑介さんのことを存じ上げませんでした。

オンラインサロン箕輪編集室があって、信者もたくさんいるようです。

若者文化にふれることができる1冊。

情熱を失いつつある中高年こそ、オススメです。

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