30年以上におよぶ結婚生活について「私は妻の奴隷だった。解放されたい」と、江原啓之さんに寄せた相談を見ました。
相談者は還暦前の男性で、給料を妻に差しだしていますが、家庭に居場所がないのでしょう。
夫婦のパワーバランスと熟年離婚について考えます。
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私は妻の奴隷と嘆く夫
TOKYOFM・江原啓之さんの番組に寄せられた相談は、悲痛な叫びです。
「趣味を我慢しながら、IT関連の会社に勤務し、家庭では皿洗いや洗濯物を干す家事をこなしました。
小遣いは数万円で、給料を差しだしているのに、妻に罵倒されて辛い」
- 家庭に居場所はなく、グランドピアノの脇に寝ている
- 食事は、残りモノをかき集めたという感じ
- 数年前にリストラされた
- 投資用マンションで500万円を損した
- 子供達は個室あり
- 妻から「安月給!500万円を返せ」と責められる
以上のような身の上です。
妻が専業主婦なのか、稼ぎの良い人なのかは不明。
家にグランドピアノがあるということは、世帯年収が高めなのかもしれませんね。
妻から解放されたいと言いながら、離婚したいわけではない。
「私は妻の奴隷…」30年以上我慢してきた夫へ、江原啓之が届けた言葉は? - TOKYO FM+
別居が希望とのこと。
そして、人生の指針となるべくお言葉が欲しいということで、番組にリクエストしたのです。
老後は絵に生きたい
相談者は、絵を描くのが趣味。
老後は、妻と別居して好きなだけ絵を描いて暮したいそうです。
親から受け継いだ遺産があるし、60代になっても働けるので、妻に多少の生活費は渡せると、相談者。
絵の趣味はすてきですが、油絵だと画材がけっこう掛かると聞いたことがあります。
そして、各地の美術館へ鑑賞旅行など、絵が趣味の人は案外とコストが高めかもしれませんね。
妻が、許すかどうか。
相談者にとっては大問題に違いありません。
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夫婦で趣味を楽しむ?
老後に絵を描きたいのなら、私なら許します。
たまには共に、美術館巡りをしてもいい。
もともと私は芸術肌の男性に、憧れがあります。
でも、いつも一緒は揉めるので、年に1度か2度の趣味の旅行がいいかも。
ちなみに夫は、芸術に関心がないタイプです。
それにしても、相談者の言い分には多少の違和感を覚えました。
- 妻に不満を、直接言えないの?
- 女々しい愚痴みたい
江原さんの回答
もしモラハラ気味の夫から、「長年にわたり、妻の奴隷だった」と嘆かれたら、私は腰を抜かすでしょう。
江原さんの御託宣(ごせんたく)は、以下の引用文。
卒婚というのもありだよね。
責任をちゃんと負っていればそれもいいんじゃないかな。
でもこのままでいくと『だったら、離婚してやるわ!』と、親から引き継いだ財産も全部奪われる気もする。財産を全部奪われないよう、慰謝料だと言われないように、あなたも最低限の自分の計画を立て、ちゃんとやっておいたほうがいいと思います」
「私は妻の奴隷…」30年以上我慢してきた夫へ、江原啓之が届けた言葉は? - TOKYO FM+
相談者が妻を愛していないし、そもそも60歳になろうという男性が江原さんに人生の指針が欲しいなんて、なんか不自然ではないでしょうか?
ま、それは私の感想です。
それにしても、 いいなあ~
家事を手伝ってくれる夫。
それが「妻の奴隷だった」と言われたら、がっかりですよ。
江原さん、こんなしんどい世の中で生きていくにはどうしたらいいですか? (単行本)
老いも若きもだれもが、生きづらさを抱えています。
夫婦のパワーバランス
夫婦のパワーバランスについて、考えさせられる記事ですね。
モラハラ夫がいれば、モラハラ妻がいるし、DV夫もDV妻もいます。
相談者は「私は妻の奴隷」と被害者ぶって、家族を愛していないように感じました。
被害者ぶる人が、じつは加害者ということがありますし、話半分に聞いた方がよさそう。
本当に堪えられないのなら、つべこべいわず離婚するのではないでしょうか。
夫婦の形も、さまざま。
相談者に足りないのは、決断力だと言えるでしょう。
妻にはっきりと不満を言えないのは、嫌われる勇気がないから。
嫌われる勇気+幸せになる勇気 「勇気二部作」特装版BOXセット
優柔不断や煮え切らない態度が、妻をイライラさせるケースです。
まとめ
前に私は夫の召使いだと、嘆いたことがあります(@@;)
理由は、家事も身の回りのことも全て私に丸投げだから。
被害者ぶるところが、私にもあるかもしれません。
今回の相談者は「私は妻の奴隷」と、不満タラタラ。
それでも離婚しないのは、決断できないからではないでしょうか。
夫婦のトラブルについて、感じたことをお伝えしました。
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