雪がめったに降らない関東で大雪となっています。
私が暮らしている北東北の町は、いまのところ雪が少なくて助かっていますが、3月の終わりまで油断できません。
大雪の日は翌朝、路面が凍結していることがあります。滑りやすくて危険が増しますから、雪道の歩き方のコツについてお伝えします。
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気温が氷点下の朝は凍結しやすい
めったに雪が降らない関東平野部ですが、1月22日夜10時の発表によると都心で20センチほど積もっているそうです。
帰宅時間を直撃。
都内に住んでいる娘が、雪が積もった白い道の様子をスマホで知らせてくれました。
「転ぶ人が多いよ。私は大丈夫だけれど」
しかし、雪国生まれでも油断は大敵。
なにより重要なのは、靴です。
夏と同じ靴だとすべりやすいので、靴底にすべり止めがついた冬靴やブーツが最適。
特に明け方は最も気温が低くなるため、朝7~8時は路面が凍結しているおそれがあります。
氷になって、テカテカのスケートリンクのようになることは私の町では珍しくありません。
防寒用の長靴は便利
写真のように靴底がデコポコになっていると、すべりにくい。
雪国では、靴の専門店や靴売り場で売っています。
長靴の良いところは、靴下が濡れないこと。
雪が解けて水を含むと、合皮や皮の靴は中に水分が沁み通りますが、ゴム製の長靴は破れていない限りは大丈夫。
タイツや靴下が濡れて足下が冷えると、風邪をひきやすくなります。長靴は雪国の必需品です。
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雪道の歩き方
南極の厳しい気象条件のもとで生きるペンギンは、雪歩きの達人。
ペンギンのように小さな歩幅で慎重に歩きましょう。
大股でかかとから着地すると、重心移動が大きくなるため後ろにひっくり返る危険度が増します。思いがけなく頭を打つとタイヘン!
ですから、足全体を垂直におろすようにして、地面を踏みしめるように歩く。
また、マンホールやタイル張りの床、点字ブロックの上は、滑りやすいので気を付けて。
ところで、ペンギンがなぜ氷の上を転ぶことなく歩けるのか、ご存じでしょうか?
答えはやっぱり足のようです。
かわいいペンギンの赤ちゃんが、親の足下からこんにちは!
この親の足の爪をご覧ください。
鋭いでしょう。
この爪でしっかり雪や氷をグリップ、冬山登山に欠かせないアイゼンのように。
もしもブーツやスノーシューズがないときは、靴裏に装着するすべり止めスパイクが便利です。
転ぶと、足や手首の骨折やねんざをすることがあります。 私は先日、雪がなくても転んで、ひざと手首を地面に打ち付けました。
50代以降は骨折をすると、治療のための日数もかかります。
頭を打つこともありますから、帽子をかぶっていれば衝撃を和らげることができるそうです。
とっさのときに両手が使えるように、荷物はリュックに入れたほうが無難。
雪国に長年暮らしているので、冬の歩き方をお伝えしました。
ペンギンのように小さな歩幅で慎重に進むのがコツ。
雪が降ると、オゾンの効果で空気はきれいになると言われます。
そして、子ども達が作った雪だるまがあるかも。
冬ならではのホワイトスノーは、南国の人にはロマンチックと人気。街の風景を一変させますね。
気温が高いと昼には融けてしまうかもしれませんが、お気をつけてお出かけください。
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