私は読書が好きだったので、床が抜けるのではないかと心配になるほど本がありました。
ほとんどはブックオフから買った本ですが、なかには貴重なアイヌの暮らしに関する資料もあります。
蔵書の処分について、作家の荒俣宏氏のエピソードに驚いたことをお伝えします。
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本からネットへ
パソコンが普及する前は蔵書は知識の表れ。
お金持は応接間に、分厚い百科事典や世界文学の全集をずらりと並べたものでした。
昭和のステータスですね。
いまや本は邪魔なだけというのですから、ちょっと悲しい。
人気作家も本の片づけに取り組んでいるそうです。
荒俣宏氏の終活
荒俣宏さんといえば、「帝都物語」などヒット作で知られています。
今年の7月、30年住んだ戸建てを手放して、妻と2人でマンションの一室に引っ越したんです。
不動産の売買自体はうまくいったのですが、何より大変だったのは、2万冊の蔵書を処分しなければならないことでした。
手元に残したのは、本棚3つに収まる500冊だけ。
僕が70年以上かけて蒐集した貴重な稀覯本ですら、「ゴミ」になってしまいました。
トラックで運ばれていくのを見送りながら、心が引き裂かれるような思いでしたね。
いまは公立の図書館も資料でパンパンなのでしょうか。
貴重な本もゴミになったら、ショックに違いない。
すぐ役立つものはすぐに役に立たなくなるは、けだし名言です。
AIに負けない勉強法ですって!
日々、老化と戦う私は自分の能力の無さが恨めしい🧠
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着物の虫干し
晴れた秋の日に、着物を風に当てました。
画像は訪問着と袋帯。
着付けの練習をしたら、二重太鼓がずれましたね。
こちらは四苦八苦の手結び。
髪はふだんの乱れ髪です。
着物はいまや役に立たないものの代表ですね。
本と着物が趣味なので、家にまだあります。
今後の課題が終活。
人生はあっという間。
シニアの愛用品はゴミになるだけとは寂しいですが、それが現実なのでしょう。
まとめ
有名作家の荒俣宏さんの稀覯本ですら、ゴミになるとは驚き。
教育を重視してきた日本、自分の価値を高める努力が大切と語る荒俣氏。
私の蔵書や着物はもう何の価値もないでしょう。
終活はまだ途上であることをお伝えしました。
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