
「見たこともない業者が農村の地域にやって来て、米を買いたいと各農家を回って歩いている」
この話は夕べ、夫の長兄が教えてくれたことです。
雪深い東北の田舎にわざわざ米のバイヤーが、交通費を掛けてやってくるとは前代未聞。
令和の米騒動を考えます。
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日本人が米を買えなくなる日

備蓄米の放出を決めた政府ですが、米を巡る騒動は鎮まりません。
消えたコメはどこに?
農村に住んでいればわかりますが、水田が消えています。
行き過ぎた減反政策のせいで、米不足。
減反政策がなくなっても、転作奨励と言い方を変えただけで、稲田を減らし続けたから。
2018年に減反政策はやめたことになっていますが、転作奨励金が始まり、田んぼを大豆などへ転作することが奨励されました。
コロナ禍の時にコメを安く買い叩かれ、農家は赤字。
補助金がもらえるため、転作を選ぶ農家が増えたのが事実です。
肥料が高騰し、農業を続けていられないのも一因でしょう。
結果としてお米がどんどん高くなり、日本人の年金暮らしや年収が低めのシングルマザー世帯が買えなくなるのは、ゆゆしき問題ですね。
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備蓄米のなぜ?

備蓄米は戦争や冷害などの飢饉に備えるために、昔は集落や自宅に米倉を設けたのです。
飢饉と言えば、浅間山の大噴火により、凶作が続いた天明の大飢饉が有名。
天明3年(1783年)から8年(1788年)にかけての天明の飢饉は、東北地方の住民が半減したという惨状に。
餓死する人が続出し、悲惨な状況となった大飢饉。
令和の平時なのに米不足というのは、農政の失敗にほかならない。
ですが、官僚や政治家はいまも「日本の米は余っている」という認識のようです。
お子さんや高齢者にも食べやすいおかゆレトルトは、災害の備えとして、今のうちに常備したい。
人気のバーミヤンは中華料理のチェーン店。
店舗のレストランは混んでいるから、自宅で味わうことができる冷凍炒飯は便利です。
レンチンで本格的な焼き飯。
お子様のランチにも最適です。
今後のお米の価格は?
春になり田植えをすることができれば、まず第一関門をクリアします。
夏の酷暑や日照りがなく、お天気に恵まれれば秋には収穫できるコメ。
暑い時期は精米したコメが傷みやすいので、備蓄のしすぎはNGです。
夫の実家は江戸時代からの水田を守ってきたけれど、義兄が高齢化のため田んぼを断捨離。
コロナ禍の時に、米一俵60キロが7000円を下回る買取りだったことで、心が折れたに違いない。
アイリスオーヤマのパックご飯は、おひとり様5点まで。
ひとり暮らしの高齢者にも好評なパックご飯ですね。
楽天お買い物マラソンは2月23日まで。
エントリ―はお済みですか。
まとめ
コメを買いたいというバイヤーのなかには、外国人もいたそうです。
前代未聞の米不足が解消するのは、放出された備蓄米が店頭に並ぶ春でしょうか。
農水省やJAのみなさんには、農村の現状を見ていただいて、農業者を確保して、米の生産を増やすようにしてほしいです。
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