久しぶりにBS朝日「ウチ、断捨離しました!」の感想をお伝えします。
10月12日夜8時から放送されたのは「修復したい!?看護師ママのバラバラ家族」。
フルタイムで激務の50代お母さんは仕事と家事に追われて、見るからに過酷そうでした。
何が彼女を追い込んだのか?
視聴して、とても考えさせられたので、感想をお伝えします。
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家族とのいざこざ
このブログにアップした画像は、すべて私が自分のデジタルカメラで撮影したものであることをご了承ください。
看護師であるお母さんは51歳。
50歳のご主人と13歳の娘さん、そして番組には登場しませんが娘さんからみて祖母と同居しています。
15年前に手に入れた、千葉県柏市の4LDKの戸建て。
リビングは19畳ですから、広いですね。
しかし、ひとり娘の部屋が無くて、リビングルームの片隅に机を置いて、コロナ禍のオンライン授業を受けているというのです。
その状況に、私は「お母さんは娘をいつでも、目が届く場所に置きたいのだろう」と感じました。
なぜなら、物置部屋となっているスペースを片づければ、娘の部屋はすぐできるから。
しかし、お母さんは「娘が片づけないので、個室を与えるのは不安だ」と、主張。
娘は娘で「お母さんのモノが家中にあるんだ」と声を高くして、やましたひでこさんに訴えました。
お父さんは愛犬を抱いて、オロオロして、すぐに自室に引っ込む。
システムエンジニアのお父さんは、在宅勤務が増えたけれど、家事は一切ノータッチ。
これでは、お母さんに同情したくなります。
「モノが多いというより、モノに乗っ取られた家です。
苦しいという心の叫びが聞こえますよ」
やましたひでこさんの言葉が印象的。
収納は不要品ばかり
やましたひでこさんは、お母さんの寝室から片づけることを提案。
モノが堆積しているので、隙間で仮眠を摂るように寝ていたのです。
これではぐっすり眠れないでしょう。
疲れが相当、たまっているお母さんは笑顔が少なく、ガミガミと家族にあたる。
収納スペースのモノを全出しすると 、お母さんの添乗員時代のジャケットが何枚も……。
看護師になる前は、添乗員とのこと。
しかし、転職してラッキーかもしれません。
理由は、コロナ禍では添乗員さんは仕事が激減したでしょうから。
住宅ローンの返済には、夫婦で働くのが一番です。
ともあれ、お母さんはゴミ袋をいくつも不要品でパンパンにしました。
部屋はみるみる片づいていきます。
念願の子ども部屋
物置となっていた部屋を片づけたら、13歳の娘さんが欲しくてたまらなかった子ども部屋になり、うれしそうな笑顔をみせます。
もう中学生ですから、当然ですよね。
子どもとは言え、プライバシーは大切です。
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片づいたら寂しい
娘さんの机を移動し、モノを減らしたため、リビングはスッキリしました。
でも、お母さんは趣味のハンドメイドグッズを、処分できずに悩んでいます。
看護師である彼女には、時間的なゆとりはありません。
でも、楽しむひとときがほしいのでしょうね。
「妻は完璧主義です。
何ごとも一生懸命で、イージーなところがありません。
家事をほどよく回すことが、苦手なのです」
お父さんがぼそっと呟く。
もしかしたら、家事を手伝っても「ああ、そのやり方じゃダメ」と、ダメだしされたのかもしれません。
そしてお母さんは、部屋がスッキリしても、浮かない顔。
「寂しいです。広すぎて落ち着かない」
えっ?
モノに囲まれていたほうが安心ですか?
評価は加点法で
夫とは家庭内別居に等しい状況で、娘は成長して反抗期ですから、寂しいという気持ちはわかる気がします。
家族との和やかな会話がなくて、寂しいに違いない。
51歳ベテラン看護師のお母さんですが、かつてのような体力は望めず疲れやすく、生きる張り合いを見失いつつあるのかもしれません。
やましたひでこさんがこうアドバイスします。
「『まだ足りない』、『まだできていない』という減点法のコミュニケーションでは、家族が辛くて、心が離れてしまう。
そうではなく、加点法で『ここまでできた』と考えて、自分をまずは認めてあげましょう」
そうですね。
完璧主義のお母さんは、自分の理想通りにいかずにイライラした感じが、テレビ画面からもうかがえました。
考えようによっては、恵まれたご家庭です。
- コロナ禍でも仕事がある
- 娘は心身ともに健康に成長
- 戸建ての持ち家がある
思春期の子どもが素直すぎて、おとなしいのは怖いですよ。
大人になってから、反動が出るかもしれませんから。
最後に夫婦でほほえみ合うシーンで番組は終了。
TVerにて、10月19日ころまで視聴できます。
ユーチューブには、断捨離の実践法があり、私もときどき拝見。
【断捨離】目標より大切にすべきコトとは?ブレない人生を歩む方法
まとめ
50代夫婦と中学生の娘さんですから、これから教育費がかかってきますね。
看護師ママさんには、お体に気をつけて働いてほしいと感じました。
ご主人が在宅勤務なら、もっと家事を手伝ってもらい、任せるところは任せてしまうとラクになりそう。
なにかも自分がきっちり完璧にやろうとすると、ストレスフルで家族にキツくあたりがち。
キリがない家事はうまく回して、ほどほどでOKという気持ちも大切ですね。
「ウチ、断捨離しました!」のテレビ番組の感想をお伝えしました。
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