2022年4月18日放送のBS朝日「ウチ断捨離しました!」は、30代の女性が亡き母の着物を整理し、実家を片づける内容です。
ひとり娘だという女性は、8年ほど前に亡くなった母親に愛憎を抱いていました。
30代の娘を持つ私は、反省しながら視聴したので感想をお伝えします。
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実家は汚部屋
ブログ画像はわが家の実情を撮影した写真であることを、ご了承ください。
神奈川県に住む、えみこさんは30代。
実家を片づけたいけれど、思うようにならずに「ウチ、断捨離しました!」の番組に応募しました。
8年前に結婚し、お子さんがいるえみこさん。
- 実家の母は、えみこさんが結婚した直後にガンが判明して闘病
- 看病の甲斐なく他界
父は、実家でひとり暮らしをしていましたが、認知症のため老人施設に入所。
自宅はそのまま放置され、数年を経ています。
至る所がモノであふれて、汚れているのは、お父さんの混乱ぶりを反映しているに違いありません。
「家の中で物が、打ち捨てられた状態ですね」
やましたひでこさんが、えみこさんにそう語りかけます。
文房具のはさみや、ペン、爪切りなどがいくつもあるのですね。
母の着物
えみこさんは、お母さんが42歳のときにやっと誕生したひとり娘。
溺愛されたけれど、母の干渉もひどかった。
- 進学先や結婚相手も、母のお膳立てで進んだ。
- えみこさんの意思を聞かずに、母は自分の好みを押しつけた
- 亡くなった母に対して、複雑な感情を抱いている
- 母は和服が好きだったので、膨大な量の帯や着物がそのまま置いてある
高齢の母親が遺した着物や、大量の洋服に苦しむ娘は多いです。
えみこさんの母親は、やりて保険外交員でした。
娘にとって良かれと思ったことが、彼女を苦しめたのでしょう。
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母にコントロールされた人生
私には30代の娘と、孫がいます。
どちらかと言えば、私も過干渉な親でした。
娘って母親からしたら親密な存在だし、なんでも言いやすい。
私も自分の気持ちを押しつけたかもしれない。
この頃、娘たちは私を全く頼らないし、何の相談もありません。
いろいろ反省です(T_T)
番組に話を戻しますね。
えみこさんは「母にコントロールされた人生だったから、気持ちがモヤモヤする」と告白。
子ども時代の動画
えみこさんの実家には、彼女の子ども時代を写した動画フィルムが残されていました。
一括処分のつもりでしたが……。
何本かを再生。
すると、無邪気なえみこさんを見守る母の姿が!
「愛されていました、私」
愛憎の気持ちが解けて、わだかりもすーっと消えたのでしょう。
心機一転して、着物を大幅に減らしていきます。
「片づけて、実家に子供達を連れてきたい」
えみこさんは前向きに、そう話すのです。
この放送回はTVerで25日夕方まで使用可能の予定です。
感想
私も母を亡くして、その影響を今さらに感じています。
呪縛と取るか、愛と取るかはその方の気持ち一つなのでしょう。
子育てに正解はないけれど、親に愛された記憶は大切ですね。
それにしても子どもの気持ちを、尊重したいものです。
実家の片づけ「ウチ、断捨離しました」の感想をお伝えしました。
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