先日、久しぶりに孫娘とテレビ電話をしました。
6歳の孫はおしゃべりで、ゲーム好き。
生活苦に負けない子育て世代に、元気をもらったことをお伝えします。
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節約意識
女の子はおしゃべりですね。
去年会った時も孫は1日中、しゃべっていました。
先日の電話で、私が学習について孫に聞くと、
「字を書く練習?
してるよ。
でもね、『や』が難しいの」と、答えたのです。
そうしたら30代の娘が横から、口を挟みました。
「スーパーへ行くと、商品を見るたび『買って、買って』攻撃がすごい。
それで『高いからダメ』と、答えていたの」
物価高は庶民の懐に打撃ですね。
娘は、「ウチの子がこの頃、店内で大きな声を出し『このお菓子は高いから、うちじゃ買えないよね! 高いもんね!』と、繰り返すから、恥ずかしい」と。
ええー、それは困った。
高いからダメ!
実は私も子育て中は、価格の高さをよく口にしていました。
住宅ローンが家計を圧迫。
ゆとりがなかったのです。
「おもちゃは高いからダメ!」
「ケンタッキーやマックも高い! 家のおにぎりを食べなさい」
娘たちにムダ遣いを、許さなかった。
なかなかその癖が抜けなくて、娘が里帰り出産のときは、「母さんはお金の話ばかりで、品がない」と、バッサリ言われましたけど。
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娘も節約家に
「家が欲しいけれど、都内はべらぼうに高くて、とても手が届かない」
話題は住居費に。
けっこう節約しているようですが、家賃13万円ですし、共働きとはいえ、家計は厳しいみたい。
小さな家でも7~8千万円以上する大都会。
サラリーマン家庭には、リスクが大きい住宅ローンです。
自民党の総裁選では、解雇規制の緩和が話題。
正社員でもこれからは不安定な働き方になりそうですから、住宅費や教育費を大きくしないことが、暮らしのポイントでしょう。
「まあね、ずっと賃貸でも仕方ないわ」
最後に娘は自分を、納得させるようにそう言いました。
娘の家庭は物価高と、増えない給料、重い社会保険料に青色吐息。
「じいじ、ばあば、バイバイ」
笑顔の孫娘が手を振って、電話は切れました。
まとめ
働いても働いても、生活は苦しくなるばかり。
「高いから、うちじゃあ何も買えないよね」
そう連呼する声が、私の胸でリフレインしたのですが、孫娘もいつかは、親心がわかる日がくることでしょう。
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