何気なく誰かにスナップ写真を撮られて、自分のヒドい顔つきに驚いた経験はありませんか。
眉間にしわを寄せたり、口を尖らせていたり。
「えっ、無意識のとき、こんなに険しい表情をしていたのか!」
私はびっくりしたことが何度かありました。
カメラに気づいていたら、にっこり笑ったのですが、そのときは手芸に夢中になっていたのです。
そんなしぐさや表情で、相手の本音を見抜く方法がある。
身体言語を読み解くトルステン・ハーフェナーの著書『とっさのしぐさで本音を見抜く』がとても面白かったので、内容を少し紹介します。
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身体言語とは?
口から発する言語のほかに、身体言語というものがあります。
- 無意識のしぐさ
- 視線
- 手や足の向きや動き
- 身ぶり
- 姿勢
トルステン・ハーフェナー著『とっさのしぐさで本音を見抜く』には、言葉の前の動作を見逃すなと、書いてありました。
怒りを感じたときは、机をバンと手で叩き、「もう我慢できない」というふうに、しぐさや行動が言葉より先に出やすい。
また、表情にはその人の感情がつぶさに表れるとも。
基本的な表情である「喜びや幸せ」「驚き」「軽蔑」「恐怖」「嫌悪」「怒り」「悲しみ」などは、世界共通。
人類の遺伝子に組み込まれているそうです。
表情は人から人から伝染する。
例えばあなたがにっこり笑うと、相手もまるで鏡のように表情を返してくれるでしょう。
逆に沈んだ顔ばかりだと、周囲に沈んだ顔を引き寄せてしまうことに。
著者は日々を笑顔で過ごすことはとても大切だと、力説します。
人は楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔になることで楽しい気分になるのだ。
言葉は嘘をついても、しぐさはごまかせない
幸せや不幸は周囲の人間関係によって、もたらされることがほとんどですね。
「職場のお局さまがいじわるするのはなぜ?」
「父はどうして毎日、イライラしているの?」
「片思いのあの人は、私のことをどう感じているのかしら?」
『とっさのしぐさで本音を見抜く』には、言葉では嘘を言えても、しぐさは本音を表わすと書いてありました。
嘘を見破るポイントがあります。
- 手の動きが増える
- 自分の顔にふれる回数が増える
- 椅子の上で座り直す回数が増える
- 肩をすくめる回数が増える
著者はアメリカに住んでいるので、肩をすくめるしぐさを多くみるのでしょう。日本人はどちらかというと、大げさなリアクションをしません。
しかし、目が泳いだり、落ち着きをなくしたりしているときは、嘘を言っている可能性が高いでしょう。
恋の暗号
相手が自分のことを好きか、嫌いか。
若い男女なら、当然気になりますね。
著者のトルステン・ハーフェナーは、相手のつま先を注視しなさいと本の中で話します。
もし相手のつま先が、きちんと自分のほうに向けられていたら、その人は関心を持っているのです。
- 足は無意識のうちに、脳が興味を感じた方向を向く
ガラステーブルの店を選べば、相手の本心を見破ることができません。
もし入り口のドアのほうへつま先が向いていたら……。
一刻も早く、家へ帰りたいサインなのです、デート中でも。
赤のパワー
本によれば、赤にはパワーが秘められているとのこと。
オリンピックのレスリングでは赤いユニフォームの選手は、青の選手より金メダル確率が高いそうです。
そして日常生活でも赤は、パワーを発揮。
男性も女性も、赤を着ている方が魅力的に映り、ウェイトレスは仕事でチップを多くもらえるそうです。
夫の赤いトレーナーは、セカンドストリートでたった10円で売りました。
まあ、何年も着ていない服ですからスッキリしたし、夫はすでに赤の服を自分で選んで、また買いました。
夫は赤がけっこう似合うのですよ(^o^)
一方、私は50代半ばですが、えんじ色の紬が好き。
「若作りして」と他人様から見られてもいいから、ちょっとしたパーティにも帯を替えて着ていこうかしら。
そんなふうに赤のパワーについて書かれたページを読んで思いました。
離婚する夫婦の5つの破滅シグナルとは
夫婦げんかを全くしない家庭はあるかもしれませんが、多くは大なり小なりの葛藤があるはずです。
本によると、夫婦げんかの会話をみれば、その夫婦が4~6年の間に離婚するかどうかがわかるとありました。
- 繰り返し批判する
- 相手のせいにする
- 壁を作り、黙り込む
- 軽蔑のしぐさをする
- 自分の立場を守ることだけ考える
そうですね、私は相手のせいにしがち。
夫は壁を作り黙り込むことが多いです。
気をつけないと熟年離婚になりかねない!
夫婦げんかもほどほどにしないと、熟年からの離活は双方が貧困老人へまっしぐらです。
ケンカばかりの険悪なカップルは、文句ばかりいうのをやめて、代わりに意識して相手をほめるようにすれば、よりよい関係を取り戻せるかも。
誰かを批判すれば、それは相手だけでなく、自分自身も追い詰めることになるから。
パートナーと人生を共にしている人は、相手をどのくらい愛しているかで自分の幸せも変わってくるのです。
とっさのしぐさで本音を見抜く
著者トルステン・ハーフェナー
1072年ドイツ生まれ
カリフォルニア州モントレーの大学を卒業後に、身体言語を読み解くことで人の思考や感情を解釈する能力を磨く。
現在はマインドリーダーとして講演等に活躍しています。
自信を与えるポーズ
しぐさは思考やその時の心の動きから、無意識に発せられます。
しかし、逆にしぐさやポーズによって、気持ちを奮い立たせたり、元気になったりするのです。
大きく腕を伸ばして、足を大地にしっかりつけて立ってみましよう。
そう、ガッツポーズはあなたに力を与えます。
自信と確信に満ちた堂々とした態度は、特にプレゼンテーションやパネラーとして招かれたとき、聴衆を納得させることができます。
本によれば、凜とした態度と確信に満ちた話し声で臨めば、たいして中身のない内容でも聞き手を納得させることができるとか。
堂々とした態度は、話の内容より説得力を持つのだそうですよ。
すごい秘訣ですね。
失恋したばかりだと、自信をなくして落ち込みがちになることでしょう。
でも、ふだんでも背を丸めて、うつむき加減ではありませんか?
しぐさが、あなたの性格を形作ることもありますから、もし明るくふるまいたいのなら、ガッツポーズを作り「ビクトリー!」と雄叫びをあげると良いかも。
いきなり電車の中でそう叫ぶと、かなりアブナイ人ですから、外出前の部屋や玄関で行うのがおすすめです。
まとめ
人はとっさのしぐさから、相手がどんな人かを理解します。
私のように手芸に夢中になっているとき、唇を突き出して険しい目許をしていたら、仲間たちはきっと本当は気難しい性格なのだろうと見破ったはず。
年をとると、顔つきにふだんの癖が出ます(@@;)
『とっさのしぐさで本音を見抜く』の内容を少しお伝えしました。
面白く読了した一冊です。
人間関係に悩んだとき、読んでみると参考になりそう。
ときには駅などで周囲の人たちを観察すれば、しぐさから本音を見抜くトレーニングになると本にあるので、携帯電話から目を離して、歩く人の表情に注目してみたいと思います。
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