鮭が不漁のため、イクラの高値が続いています。
上の写真は2015年に親戚がイクラ入りの生鮭を一本、贈ってくれたとき料理したもの。ぷちぷちとした食感と味わいのあるイクラは正月料理の代表格ですね。
2017年の今年は記録的な高値。北海道では禁止されている場所で捕ってはいけない人が鮭を獲り、逮捕に至るケースも。
おせちの準備はたいへんになりそうです。
そこでわが家は正月料理なしで、普段と変わりなくしようかと考えています。
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不漁はなぜ?
イクラを料理したことがありますか?
魚卵をお湯でほぐすようにすると、ぱらぱらになります。
それを塩やめんつゆでほど良く味を付けて、数時間おくと美味しいイクラに。
白いご飯をどんぶりによそおい、イクラをたっぷり載せて焼き海苔をちらすと、もう絶品!
しかし、今年は平年より6割ほど高くなりそうですから、庶民の口には入りにくいのが実情です。
不漁はなぜでしょうか。
海水の変化が鮭の不漁の一因という説があります。
海の異変は釣りがすきな夫も気にしていました。というのはこの秋、イワシや小鯵を釣りに勇んで出かけましたが、全く釣れずに帰ってきたのです。
(写真は2016年に釣れた小イワシ)
「今年は海がおかしい。あれほど群れていた小鯵はもちろん、エサ取りの雑魚もかからない」と、嘆くことしきり。
新聞では以下のような予想が6月頃になされていました。
今秋のサケ・カツオの水揚げが減少する可能性が強まってきた。
北海道立さけます研究機構・内水面水産研究機構
今秋に北海道周辺に戻ってくるサケは不漁だった2016年を3・8パーセント下回る2480万6千匹戸の予想を発表した。
特に体長65センチ以上の4年魚が回帰が少ない見通し。
北海道では毎年10億匹のサケの稚魚を放流している。
「4年前は低水温などの影響でうまく生育しなかった可能性がある」(同水産試験場)。
秋サケの来遊ピークは9月末から10月上旬。
参照元
今朝のテレビでは魚卵を取り出す施設にどろぼうが盗みに入るケースがあり、魚業関係者が頭を抱えていることが伝えられています。
用心するには施設の設備を頑丈にすることが必要で、そのための経費が魚価に上乗せされるかもしれないそうです。
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カニも高値
タラバガニやズワイガニが正月の食卓にのぼるご家庭も多いでしょう。
わが家は帰省する子ども達のために、夫がネットショッピングで昨年までは買っていました。
子どもたちはイクラやカニが大好きだからです。
去年もけっこうなお値段でしたが、今年はさらに高値となっています。
スルメイカも不漁のため高い
庶民の味方で手ごろに買えたスルメイカも、歴史的な不良のため高くなっています。
写真は去年、私が作ったイカの塩辛。イカのゴロを日本酒や少しのみりん、トウガラシで溶いて、刻んだ身と混ぜます。
防腐剤は一切なしの手作りのため日持ちはしませんが、酒のつまみの定番でした。
今冬はスーパーでイカをあまり見かけません。報道によると、これから年末にかけてさらに値上がりとのこと。
わが家はふだん通りのおかずで正月を
子どもたちが仕事の都合で帰省しません。
夫婦ふたりで正月を迎えることになるわが家はおせちでなく、ふだん通りの料理にしようかと考えています。
正月料理はカズノコや田作り、黒豆など縁起物が並ぶ、日本の文化ですけれど。
夫のすきなエビフライとお煮しめくらいにして、節約志向に。
テレビを買い替えたし、私はカメラを買い換えたしで、家計を圧迫。
服や化粧品を買わない生活でも、家電は故障したり性能の良さに魅かれたりで、
計算すると今年は1年で16万円ほど使いました。
節約しようとしても出るものは出ますね。
家族の喜ぶ顔
お正月のイクラやカニ・イカは、例年以上に高値の予想です。
でも、年に1度の家族のだんらんを予定しているときは、喜ぶ顔を見るために奮発するのも良いでしょう。
みんな、新鮮な魚介やお肉など、おいしい物が大好きですから。
うちは時期をずらして、子どもたちが帰省するので、そのときは張り切ってごちそうを用意しようと思います。
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