2020/03/26更新しました。
都内に住む娘から「3月に友達の結婚式があるから、出席のお返事をしたけれど、日増しに新型コロナウィルスが心配になってきた。できれば人が集まる場所を避けたいから、行きたくないんだよね」と、LINEで相談されています。
マスクも手に入りにくい状態ですし、不要不急の外出を控えるようにという国の方針ですが、一生に一度の結婚式などは、どうすれば良いのでしょうか。
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感染リスク
娘の友人は、3月下旬に東京都内のホテルで結婚披露宴を開催する予定です。
都内に在住している娘は、出席でお返事を出しているんですね。
娘は、新婦と中学時代のお友達です。
地方に住む親戚や友人は新幹線や高速バス、あるいは飛行機で移動しての出席となるでしょう。
娘は都内在住ですから、本人が体調を悪くしなければ、電車で移動して出席は可能です。
それにしても新郎新婦をはじめ、誰もが日本で新型コロナウィルスによる罹患者が増えることを想像していなかったに違いない。
2月25日は世界的に株価が暴落。
また、日本人の入国や出国を制限する国もでています。
新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~ | 首相官邸ホームページ
首相官邸のホームページを見ても、具体的なことは示されていません。
- 手洗いをしましょう。
- 飛沫感染を避けましょう
- 接触感染を避けましょう。
イベントにしても、国はやるなとは言わないんですね。
新型コロナウイルスの感染の拡大を防ぐためには、今が重要な時期であり、国民や事業主の皆様方のご協力をお願いいたします。
最新の感染の発生状況を踏まえると、例えば屋内などで、お互いの距離が十分にとれない状況で一定時間いることが、感染のリスクを高めるとされています。
イベント等の主催者においては、感染拡大の防止という観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討していただくようお願いします。
なお、イベント等の開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うものではありません。
また、開催にあたっては、感染機会を減らすための工夫を講じていただくようお願いいたします。
例えば、参加者への手洗いの推奨やアルコール消毒薬の設置、風邪のような症状のある方には参加をしないよう依頼をすることなど、感染拡大の防止に向けた対策の準備をしていただくようお願いいたします。
国民の皆様においては、風邪のような症状がある場合は、学校や仕事を休み、外出を控えるとともに、手洗いや咳エチケットの徹底など、感染拡大防止につながる行動にご協力をお願いします。
特に高齢の方や基礎疾患をお持ちの方については、人込みの多いところはできれば避けていただくなど、感染予防に御注意いただくよう、お願いいたします。
そのためには、学校や企業、社会全体における理解に加え、生徒や従業員の方々が休みやすい環境整備が大切であり、テレワークや時差通勤も有効な手段であります。関係の皆様のご協力をお願いいたします。
なお、新型コロナウイルス感染症の今後の感染の広がりや重症度を見ながら適宜見直すこととしています。
結婚式は一生に一度のセレモニー
なんども結婚する人もいますが、大半の人にとって結婚式は一生に一度のセレモニーです。
打ち合わせを何度もして衣装を選んだり、料理を決めたり。
ちなみに私のふたりの娘たちは、「田舎で宴会じみた披露宴はしたくない」と言い、ナシ婚でした。
ささやかな結婚報告会を開催して、その後に沖縄や海外でフォトウェディングを自分たちで決行。
それはそれで良いとして、コロナ騒動で結婚式を取りやめるとか延期するとなれば、莫大なキャンセル料となるかもしれません。
結婚式はやめない。最善を尽くして「コロナ自粛」に立ち向かう|浜川ゆきお|note
調べると、結婚式を控えている新郎新婦の悲鳴のようなnoteの記事がありました。
当事者もゲストも悩みますね。
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結婚式場の対応は?
キャンセル料を払うわけにはいかないから、結婚式を取りやめできない。
そう考える新郎新婦を、責めることは出来ません。
ホテルでの挙式や披露宴となれば、300万円以上の費用です。
では、結婚式場の対応はどうなっているでしょうか。
実は、現時点での多くの結婚式場側の対応は 「延期や中止対応の準備はしていない」のがホント。
今後の拡大の様子によって、変わる可能性は大いにありますが 式場側がキャンセル料金を免除したり、延期や中止を促していることは 多くはないみたい…。
参照元:結婚情報サイト・ストロベリー
すべてのキャンセル料を免除したら、式場が倒産するおそれがありますから、ここはやはり、がっちり取るでしょうね。
ホテルや結婚式場は、慈善事業ではありません。
資本経済の元で、熾烈な競争にさらされる営利企業です。
友情にひびが入る?
娘は友情にひびが入るのを怖れていました。
「母さんなら、どうする?」と聞かれ、私はLINEにこう書いて返信。
「まだ2歳足らずの子どもが胃腸炎や風邪で体調を崩しがちのため、当日はたいへん申し訳ありませんが、欠席したく存じます。なお、気持ちばかりのお祝い金をお贈りしますので、お納め下さいと、出席を辞退させてもらう」
これ、うそじゃないんです。
保育園の園児である孫は、2月中旬に胃腸炎にかかりました。
それが親たちにもうつって、お腹が痛くなったり、吐いたりで一家全滅。
ようやく治ってやれやれと思ったら、孫はきのうから発熱という状態です。
友情よりも、子どもの健康を優先せざる得ない。
でも、最後は娘が決めることですね。
*結果的に、結婚式が延期になったことを追記します。
世界中に蔓延しているコロナウィルス感染症が、一日も早く終息することを祈念してやみません。
まとめ
新型コロナウィルス感染症が、日増しに深刻になっています。
そんななか娘から、友人の結婚式に招待されているけれど、感染の不安があるから見合わせたい気持ちがあると、相談されました。
幼児の母親である娘なので、悩むようです。
アドバイスをしましたが、決断は本人がするしかありません。
春は結婚式だけでなく、卒業式や入学式、入社式などイベントが目白押し。
たくさんの人に影響を与えている新型肺炎コロナウィルスの沈静化がいつになるのか、私は家に引きこもってニュースに耳をそば立てています。
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