出かける予定がキャンセルとなり、おうちに引きこもる方が多いこの頃です。
そんなときはいつもの食事を手作りにすると、食べる楽しさも増えますね。
私は一袋50円の『おから』を買い、ゴボウやニンジン、干し椎茸やネギという家にある材料で、栄養満点の卯の花の煎り煮を作りました。
フライパンひとつでできるので、おいしく作るコツをお伝えします。
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おからは栄養が豊富
写真の右に見える、どんぶりに入っている白いのが「おから」です。
大豆から豆乳をしぼった残りですが、100グラムあたり110カロリーと低カロリーで高タンパク食品。
しかもお安い!
道の駅で、地元産の大豆から作られた生おからが一袋50円でした。
即、購入したのです。
食物繊維とともにタンパク質、鉄やマグネシウムも豊富ですから、お子さんにもぜひ食べて欲しいですね。
おからは「卯の花」とも言い、同じものです。
出来上がりを、花にたとえる日本人の感性は素敵♪
3人前の材料
- 生おから 150グラム
- ニンジン 小サイズ2分の1 50グラム
- ゴボウ ささがきにしてニンジンと同じくらい
- 油揚げ 小さめ1枚
- 糸こん 2分の1袋
- 水に戻した干し椎茸
- 長ネギ 2分の1本
干し椎茸は数時間、2カップのお水に浸すとうま味成分がでます。
作り方
ずいぶん前にテレビの料理番組で、講師がレクチャーしていました。
「生おからはまず 煎って、味付けのときはおそばの汁よりも、少しだけしょっぱいだし汁を数回に分けて加えます」
なので、しいたけの戻し汁にめんつゆを加えて,心持ち濃い濃度にしておきましょう。
昆布や削り節でおだしを取ると、さらに美味な和食となります。
手順
- フライパンか中華鍋に、オリーブオイルを敷く。
- 生おからを煎る
- ゴボウやニンジンを加えて、さらに煎るように炒める
- しいたけとともに、だし汁を2分の1カップ、おからや根菜のフライパンに投入
- ターナースプーンなどでかき混ぜる
- 少し煮詰まったら、残りのだし汁を少しずつ加えて、味を調整
- 最後に刻みネギを加えて、火を通す
煎るというのは、弱火に鍋をかけて焦がさないように熱を加え続けることです。
火のそばに付きっきりの時間は15分くらいでしょうか。
刻みネギを加えると食感が良くなるので、ぜひ最後に加えて、余熱でもいいので軽く火を通して下さい。
洋風なお肉料理も良いけれど、食物繊維がたっぷり摂れる「卯の花の煎り煮」で和食を楽しみませんか。
白いご飯がすすみます。
冷蔵庫で3日保存できます。
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美味しさのポイント
一袋50円は格安ですが、スーパーでも生おからは100円ほどで買えます。
日持ちしませんので、すぐに使わない分は冷凍しましょう。
冷凍可能です。
なお今回の料理は、糸こんを入れたので冷凍には向きません。
冷凍したいときは、糸こんを入れないとおいしく食べることが出来ます。
さて、おいしさのコツは、だし汁にあります。
しいたけをじっくり時間をかけてもどして、うま味を引き出しましょう。
化学調味料を使わなくても、味が良くなります。
手軽なめんつゆでなく、昆布やカツオの削り節に本醸造の醤油を使うと、割烹の味に近くなります。
メルシーメニュー
夕食を軽めにすると、翌朝の胃腸が重くなくて快調ですね。
おからと焼き魚とトマトのヘルシーメニュー。
しかし、夫は少し不満げでした。
夫は食べ物にうるさいほうです。
品数が少ないというのですよ😠
それで次の日は、イワシを手開きにして、カレー粉をつけて焼いたり、焼き鳥と蒸しホタテも並べてみました。
白菜の漬け物は自家製の一夜漬け。
ちなみに夫は、小食なほうです。
品数があっても晩酌をしながら、ついばむくらい。
残り物を平らげる私は、体重が減らない。
でも、おいしく食べることができることは幸せですね。
体調が悪かったら、食欲もガクンと落ちますから。
食は健康のバロメーターなので、たまには手作りが良いでしょう。
まとめ
新型コロナウィルスの影響で、おうちご飯が見直されそうです。
一袋50円のおからを使った卯の花の煎り煮をお伝えしました。
おからはハンバーグに入れても、美味しいですね。
高タンパクで低カロリー、ぜひあなたのメニューに加えてください。
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