2020/11/10更新しました。
今週のお題は、#怖い話ありますか?
私にとっての真夏のホラーは、海外移住した長女とのLINE電話で起こりました。
なんと長女は「お母さん、町内に県をまたいで帰省した人がいても、『早く帰れ』とか中傷する紙を投げ込まないでね」と、言ったのです。
びっくりして、背中がぞぞっと寒くなった私の体験をお伝えします。
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オンライン帰省
今夏はコロナ禍のせいで、私の子どもはだれも帰郷しません。
そこで、オンライン帰省です。
マレーシアに住む長女と東京の次女、そしてわが家がLINE電話でつながりました。
マレーシアの首都クアラルンプールはロックダウンが解除となり、経済活動が始まっています。
長女は3カ月というもの、コンドミニアムの自宅に幽閉状態でしたが、幸いコロナに感染することなく、仕事復帰したのです。
自粛警察
互いの近況を報告し合い、初孫が遊ぶ様子も微笑ましく眺めていたら、長女がこんなことを言い出しました。
「お盆に帰省した人に対して、『早く帰れ』とか『迷惑だ』の紙を、玄関先に張ったニュースは、マレーシアの日本人社会でも話題になっているよ」
それは、個人宅に匿名で投げ込まれたというニュース。
なんでこの時期に東京から来るのですか?
知事がテレビで言ってるでしょうが!!
知ってるのかよ!!
良い年して、なにを考えてるんですか?
この通りは小さい子も居るんです。
そして高齢者もです。
さっさと帰って下さい!!
皆の迷惑になります。
安全だと言い切れますか??
引用元:地方紙サイト
田舎のムラ意識と、ヒステリックな感情 の文章が、全世界に発信されていることに驚愕。
「母さん、町内に遠方から帰省した人がいても、非難する行動はやめてね」
次女は次女で、こう言い添えました。
「自粛警察は怖いんだから。だから、私も帰らなかったのよ」
海外ではあまり例がないという自粛警察。
閉塞的な片田舎で感染者がでたら、特定される ことをまず覚悟しないといけません。
わが家も旅行は、あきらめました。
可愛い盛りの孫を抱っこすることもできません。
感染リスクを少しでも、減らすためです。
そんな私はもちろん、自粛警察になるつもりは毛頭ありません。
だから、娘たちに断言。
「私は帰省した人を非難なんか、しないわよ!!!」
でも、長女はなかなか信用してくれません。
「母さんはネットリテラシーがないのに、SNSで発信しているでしょう?
ほんと心配だわ」
なんなの(>o<)
これって、親子関係に問題があるのかしら?
母と娘の問題は、わが家でも例外ではなかった。
そのことに、ぞぞっと背中が寒い。
家族からの警告に冷や汗がたらーり(@@;)
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親子バトル
20代で2児の母親となった私は、ふり返れば長女に厳しかったかもしれません。
自分の理想を押しつけたことがありました。
長女は我が強くて、私の言うことを素直に聞いたことはまずありません。
彼女が思春期のころは、親子バトルを繰り返したのです。
海外移住も私は、反対。
しかし、長女は自分でお金を貯めてセブ島に語学留学して、マレーシアで働くことを決意し、移住してもう5年になります。
南国ののんびりムードが気に入った そうですが、コロナ禍のため今年は帰国できなくなりました。
私は再三にわたり、日本に帰るようにと伝えていますが、聞く耳をもたない。
そんな気持ちのすれ違いが、娘の心配につながったようです。
コロナ禍での母親の暴走を、娘が危惧しているとは!
娘たちに「大丈夫よ。認知症にまだ、なっていないから理性を保てます」と、話しました。
まとめ
自分のことが一番見えないものだと、よく聞きます。
まさか、娘が母親の自粛警察や暴走を心配しているとは、想像もしていませんでした。
自分が絶対に正しいと思い込むと、人間は凶暴になるそうです。
はい、気をつけよう。
オンライン帰省での体験をお伝えしました。
みなさま、コロナ禍の夏ですが、楽しくお過ごし下さい。
コロナワクチンの完成が近いとのニュースに、アメリカと日本の株価が上昇。
コロナ収束が待ち遠しいです。
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